ドンヘの仕事 ページ49
やって来たスタジオ。
既に賑わっていた。
EH「A！」
ドンヘが連れて来たAを見て嬉しそうなSUPERJUNIORたち。
Aは穏やかに微笑んで手を振った。
イェソンはドンへの腕をつつく。
DH「何？」
YS「あれは？」
DH「え？」
YS「どっちだよ。」
DH「あぁ。俺の嫁。」
YS「じゃあ俺の事も分かるか？」
DH「分かるよ。」
聞き方がおかしくて笑ってしまった。
自分の事を認識してくれると分かればアッと言う間に囲まれた。
KH「Aさん。また舞台の稽古を見に来て貰えませんか？」
「え？」
YS「OSTがうまく行ってなくてさ…。」
「またなの…？」
SD「今度こそ食い負けない自信があるっ！」
「……太るから……。」
目まぐるしく次から次へと話しかけられてAは少し困った顔をしていた。
LT「もう…心は落ち着いたのか？」
DH「まさか……。」
LT「まさかって……まだ死にたいとか考えてるのか…？」
DH「まさか。」
ドンヘは小さく笑った。
DH「ICUの医者が……脳外科の専門だった…。」
LT「え？」
DH「Aを……きっと助けると……言ってくれたんだ…。」
LT「じゃあ……。」
DH「あいつ……やっぱりあんまり良くないみたいで……手術を勧められた…。」
LT「専門医にかかるんなら成功するんだろ？」
DH「50%ってとこらしい……。」
LT「50%って…………失敗したら…？」
DH「死ぬ。」
きっと…
希望がある話を持って来たはずなんだ…
だけど…
俺にはどんな顔をすればいいのか…
少しも分からなかった…
LT「そんな確率の手術を……やるってのか…？」
DH「今日眠ったら……明日は目覚めないかもしれない生活を…毎日するのか…？」
そんな事をするくらいなら…
希望と言う光が射す方へ…
進みたい…
それが…
俺とAの出した結論だよ…
DH「笑っててやって。一番怖いのはAだから…。」
そう言われて振り返ってしまうイトゥク。
みんなに囲まれて困った顔をするのに笑顔でいようとするAを。
並んでいる椅子の一つにAを座らせる。
お揃いの衣装で向けられたカメラにポーズを取って笑顔を見せた。
ドンヘは…
いつも私の仕事を見ていてくれたけど…
私がドンヘの仕事をゆっくり見るような事は…
して来なかったな…
もっと…
こうしてドンヘの仕事も見てあげれば良かった…
Aは終始ずっと笑顔でみんなの姿を眺めていた。
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みんはは(プロフ) - ゆちょみんさんのお話はハッピーエンドになると言い切れないからドキドキします( > <。)ドンへが幸せになれますようにただ祈るのみ( > <。) (2017年4月24日 13時) (
レス) id: 2600b841f9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 切ない苦いですね(TT) (2017年4月23日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/yuchuming/
作成日時：2017年4月22日 11時
