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困惑 ページ11

HC「トゥギは?」


いつも真っ先にメンバー全員に声をかけるイトゥクがいない事に気づくヒチョル。


YS「オフ。」


あからさまな不機嫌顔がイェソンを見る。


HC「なんであいつだけオフなんだよ…。」

YS「強心臓の撮影で休みなしだったしな。」

HC「チッ…。」


そう言われたら何も言い返せなくて小さな舌打ち。


KH「Aさんのとこだよ。」

RW「結婚式場のパンフたくさん抱えてね。」


キュヒョンとリョウクはクスクスと笑った。

嫌でも耳に入ってくる会話。


ドンヘは小さなため息をつく。



EH「はい。これ。」


ウニョクはさっき貰ったばかりの映画のチケットを2枚差し出す。

ドンヘはウニョクの顔を見た。


DH「なんだよ?これ。」

EH「貰ったんだけどさ、俺映画とかあんま行かないから、Aと行ってきなよ。」


横目でチケットを見て


DH「いいよ…俺は。」


と答える。


EH「え、なんで?A映画好きだし、喜ぶって。」


そう言ってウニョクはドンヘの手にチケットを握らせる。


DH「いいって…。」


ウニョクは差し出し返されるチケットを受け取らずに小さな声で


EH「誘いにくい?」


と聞いた。


DH「俺より、トゥギヒョンにあげろよ。その方がAも喜ぶだろ。」

EH「ドンヘが誘ってあげたら、Aは喜ぶと思う。」


着替える手を止めてウニョクを見るドンヘ。


DH「…あいつは…。」

EH「AはAだよ。」


ドンヘの言葉を遮るように言う。


EH「どうして目を背けようとするの…。」



どうして…

もっと素直になれないの…


どうして…

自分から遠ざかってしまおうとするの…



DH「素直になって…どうすんだよ…?」


トゥギヒョンは裏切れない…


大事な家族だから…

大事な仲間だから…


絶対に裏切れない…



DH「俺の出る幕なんかない…。」

EH「Aが…ドンヘを待っているとしても…?」



ウニョクの口から出る言葉とは思えなくてドンヘは驚いた顔をした。


DH「ヒョク…お前…。」

EH「奪え…なんて言えない…。ヒョンには幸せになって欲しいよ…。」


それは揺るぎない気持ち…


だけど…

Aの気持ちは…?



そんな風に言われると思わなくて、ドンヘはとても困惑した。

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設定タグ:SUPERJUNIOR , ドンへ , イトゥク   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆちょみん | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/yuchuming/  
作成日時:2017年1月5日 15時

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