解けた誤解 ページ6
HC「話せないならお前らだけで勝手にやれ。」
EH「別に心配してくれなんて言って無いだろ…。」
ドンッ！
フォークを握りしめたままテーブルを叩きつけた。
HC「周り巻き込んでんだろ…？んな事も分かんねぇのか…？」
静かな怒り。
きつい視線が背筋をゾクッとさせた。
LT「ドンへの好きな人って、どんな人？」
俯くウニョク。
EH「ペンだよ……。」
ポツリと言った。
顔を見合わせるイトゥクとヒチョル。
HC「ドンへの奴…ペンに手出したのか…？」
LT「それは……。」
EH「そのドンへを大好きなペンを………俺も好きになった……。」
LT「えっ…。」
HC「お前…。」
ヒチョルのフォークを口に運ぶ手が止まっていた。
EH「どうしても……許せなかったんだよ……。」
LT「元カノって話の事…？」
そう言われて小さく頷く。
EH「再会して心揺れちゃうような存在なんだろ…？それで好きだなんて……。」
膝の上の手を握りしめた。
LT「そっか…。ヒョクは…誤解したままなんだね…。」
EH「誤解…？」
LT「ドンへは…別に揺れた訳じゃなかったんだよ…？」
EH「えっ……。」
LT「ただ…大切な一言をかけるより言い訳したくなっちゃっただけなんだ…。」
複雑そうな顔。
LT「二人が揉める必要なんか…無かったんだ…。」
ドンヘはちゃんと…
彼女を好きでいたんだよ…
HC「でも……もうそうも行かなくなっちまったな？」
最後の一塊を口に放ると、静かにフォークを置いた。
HC「お前どうすんだよ。」
EH「どうするって……。」
HC「お前は気持ちを解放しちまったんだろ…？」
カップの中のコーヒーをジッと見つめるウニョク。
誤解か…
どうしようもないな…
もう…
自分でも笑うしかない…
だけど…
キミへの想いは本物…
ドンヘの事が大好きだと分かっていながら解放した想い…
EH「俺は……俺の気持ちを貫く……。」
LT「ペンと深い関係になるのは……。」
EH「分かってるよ……。」
でも仕方ないだろ…
俺も…
ドンヘも…
好きになったんだ…
不安そうなイトゥクの肩をポンと叩いた。
HC「ま、暫く好きにさせようぜ。」
LT「ヒチョル……。」
HC「誤解自体は解けたんだから。後はこいつらの自由だ。」
LT「だけど……。」
HC「トゥギ。諦めさせる事なんか出来るか…？」
お前なら…
惚れた女…
諦めろって言われて…
そう簡単に行くか…？
顔を歪めたのはイトゥクの方だった。
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姫稀(プロフ) - 初めまして。ヒロインめっちゃ可愛いです。ドンへ〜ヒロインを笑顔にしてあげて〜！そして出てきた時から嫌いだったヘヨン←酷いかもだけど第一印象から嫌いだった(笑)お願いだから邪魔しないで〜と泣きながら読ませて頂きました。続き楽しみに待ってますね♪ (2018年9月21日 5時) (携帯から) (
レス) id: 674af9cd90 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 続きが気になります！！(><) 個人的にこのお話一番好きです！！続き書いてほしいです！！ (2018年1月15日 0時) (レス) id: 60e783d7f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - りんさん» もーどん詰まり（笑 ガタガタな展開お許しを！ (2017年3月9日 22時) (レス) id: 2956dc90c7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 2人の気持ち繋がってる(TT) (2017年3月9日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あードンちゃん大丈夫じゃないね、元カノのことまた好きになるよね…(TT)ヒョクチェヒロインちゃんを… (2017年3月9日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/yuchuming
作成日時：2017年3月9日 0時
