2デレ ページ4
Aside
「津島、悪いが太宰を連れ戻して来てくれないか?」
『はい…敦くんとですよね?』
「あぁ。本当は俺が行きたいが、生憎仕事が溜まっていてな。」
『分かりました。お仕事、頑張って下さい。』
国木田さんとじゃないのか…チッ←
否、でもこんな風に言ったら、淳くんに悪い。
「津島さん、行きましょう!」
『うん。』
敦くんはニッコリしながら言った。可愛い。
「其れにしても…太宰さんって良く津島さんの事を口説いてますよね。」
『あーね。正直言ってうざい。』
「あはは…でも、女の人って口説かれたりするのって好きと聞いたんですが…。」
『真面な人限定。大宰さんは変人だからさ。』
「確かに…。」
敦くんは納得している。世間一般から見ても、変人ということには変わりないのだ。
『…敦くん、太宰さん居たよ。』
「えっ?あ!」
逆半身浴をしながら泳いでいる太宰さん。
「太宰さぁーん!何か、今日流れ早くないですか!?」
『ホント…あ!そうだ。』
「?」
敦くんはキョトンしている。
『異能力使って助けるよ。』
「あぁ!その手がありましたか!」
『うん。じゃ、異能力使うね。』
「はい!」
私は大きく息を吸い込んだ。
『異能力____女生徒。』
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作者名:やのこ | 作成日時:2019年7月21日 13時