story42 ページ43
私は食器を洗い、テーブルや椅子を掃除した
掃除は嫌いではない、むしろ好きな部類に入る
だから前の世界での学校行事の大掃除は大好きで、楽しみで仕方なかった
掃除は楽しいな〜と鼻唄を歌いながら掃除をする
「上がったぞ」
タオルを首に巻きながらお風呂から出てきたローくん
気持ちよかった？と聞くとコクンと頷いた
「…珀鉛病…」
『え？珀鉛病ですか？』
「俺は珀鉛病にかかっていた」
いいずらそうにいいながら話したローくん
『話してくれてありがとうございます、病気が治ってよかったですね』
そういったら目が点になったローくん
あんまりローくんは表情が変わらなかったからレアだな
「…な、なんにも思わねぇのか…」
なにがです？と聞くと珀鉛病のことといってきた
何か言うことある？
『珀鉛病は他人に移らないので大丈夫ですよ』
「追い出せねぇのか…」
不安げに聞いてくるローくん
きっと色々なところで散々なことを言われたのだろう
私はローくんと同じ目線までかがみ、ローくんの右手を握り頭に手を握ってない方の手を乗っける
そして微笑みながら頭を撫で言葉を続ける
『追い出すはずがありませんよ、貴方が無事でよかった』
よかったと何度もいいながら頭を撫でる
ローくんは今にも瞳から涙が溢れ出しそうなのに必死に耐えている
『泣いたっていいんですよ？』
「…っ、ウッ…ひぐっ、っ…」
声を殺しながら泣いているローくん
私は何て声をかければいいかわからずただ頭を撫でるだけしかできなかった
ローくんが泣いた日から次の日
どうやらローくんは洋食ではなく和食系が好きなようで私と好みがあってご飯を一緒に食べるのがとても楽しい
でも梅干しが嫌いなようで梅干しのおにぎりを見事に残すのだ
中身がわからないはずなのに…
「Aーー‼コラさんが起きた！！！」
２階から１階まで走ってきたローくんの頬は涙で濡れていた
私はローくんに手を引っ張られながらロシナンテくんがいる２階へ行く
「ローくん、廊下は走っては行けませんよ」
分かった分かったと言うけど絶対分かってない
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煌 - Story24の子守唄、魔法使いの嫁の奴ですか！？心が温まりますよね！お話とても面白いです。楽しませていただいています笑笑 (2021年3月21日 21時) (
レス) id: 7c11cff2de (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - 音速寝のねむさん» 大丈夫ですよ！どうぞ喫茶店Worldをお楽しみください。 (2020年10月6日 21時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
音速寝のねむ(プロフ) - リリアさん» 今になって反映されてました、、、、すいません (2020年10月6日 18時) (レス) id: e350f81134 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - 音速寝のねむさん» あの、それなら既に名前変更はしております。もし、主人公が亡くなる前の部分のことならそういう設定です。トリップ後に名前は変わるという設定にしています。もしかしてstory7以降で名前変更出来ていませんか？ (2020年10月5日 22時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
音速寝のねむ(プロフ) - リリアさん» （名前）とすると変換できます！例えば『（名前）、、、大丈夫？』みたいなのだと（名前）のところに自分の名前をいれることができます！ (2020年10月5日 22時) (レス) id: e350f81134 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア x他1人 | 作成日時：2019年11月27日 16時
