マネージャー ページ13
.
美苑のせいで重くなった空気はそのままで、昼食開始時刻になり、続々と選手がやってきた。
「っおい影山!!フライングすんじゃねーよ!!」
「お前だってこの前してただろーが!!」
「ほらほら、お前らケンカするんじゃないよ」
「もう飯なんだし、落ち着けって」
「ノヤっさん、合宿中の飯は全部マネージャーが作るらしいぞ」
「な、んだと...！？」
最初に来たのは烏野。
10番くん達から騒がしくて、その分3年生がしっかりしているのは相変わらずみたいだ。
そして私達を見つけて、こっちに来るのはマネージャーの清水さん。
....と、もうひとり？
清「こんにちは。烏野高校3年の清水清子です。青城と梟谷のマネージャーさん、だよね？」
透き通った綺麗な声で清水は言った。
白「梟谷3年の白福雪絵で〜す。よろしく〜」
雀「私も、梟谷3年の雀田かおり。よろしくね！」
「わたしは青城3年の 黒「青城3年の黒木美苑でぇーす!!よろしくね!!」...」
清水さんを含め、その場にいたみんなが驚き、そして微妙な表情を浮かべた。
ひとが自己紹介してる時に割り込むなんて、イメージが悪いに決まってるのに、そんなこともわからないのか。
でも、このままだと進みそうにないので、とにかく自己紹介。
「えっと、青城3年の宮原Aです。よろしくお願いします。清水さん、そっちの子は...？」
清「あ、そっか。仁花ちゃん、自己紹介。」
谷「や、谷地仁花ですっ！い、1年ですっ！お願いシャス!!」
最近入った烏野マネージャーの谷地仁花ちゃん。
緊張したのか、噛んだりしていたけど、素直でいい子なんだろうな、と直感で思った。
誰かさんとは違うな、とも。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 611人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
魔理沙 - 岩ちゃんとどうなったのかが気になります (2018年1月7日 15時) (
レス) id: 84af0ecd12 (このIDを非表示/違反報告)
クリームパフ(プロフ) - もう少し最後を盛り上げてもよかったと思います！でも作品は凄く面白かったです！ (2017年2月8日 20時) (レス) id: 45304185dd (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 途中まで面白かったのに、終わり方が少し残念でした。次の作品楽しみにしてます。 (2017年1月6日 12時) (レス) id: f922f49590 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - あけましておめでとうございます！完結もおめでとうございます！新作も楽しみにしてます！ (2017年1月1日 11時) (レス) id: b20f7db1a5 (このIDを非表示/違反報告)
優梨奈(プロフ) - あけましておめでとう！完結おめでとーっ！次の作品も楽しみにしてるよ〜！更新ファイト！ (2017年1月1日 8時) (レス) id: a947fbc1b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しのぎ みやび | 作成日時：2016年9月5日 12時
