【イナイレ】こちら、サッカー部でホスト部で『ヴァンパイア』です―。 (ページ1)

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☆斎藤栞奈(さいとうかんな)☆Aさんの親友となる方です！
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栞奈「ねえ！行こうよ！」

貴「えー…」

只今、今人気のホストクラブへ行くか行かないかで討論しております。

栞奈「ほら、どんなに飲んでもタダなんだよ！？イケメンいっぱいだし！

Aも一緒に行こうよぉ！！」

貴「タダ…ねぇ‥‥」

んー、暇だし行ってみようかな‥‥

てかイケメン多いのにタダって‥‥
絶対なんかあるだろ。

行きたくないけど親友の栞奈のためだし

もしかしたら‟例の事件”にも関わってるかもしれない。

貴「…いいよ。今日だけだからね」

栞奈「やった♪」

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栞奈「ここだよー！」

貴「わー、随分綺麗だね」

綺麗でゴージャスな大きい店。

こんなところがあったんだ。

すると、キィ…と扉が開いた。

貴「！」

栞奈「あっ！」

中から出てきたのは

？「いらっしゃいませ。お嬢様…」

藍色の髪の少年。

ていうかお嬢様って‥‥；

栞奈「剣城君！いつもお出迎えありがとー！」

・・・
いつも！？

剣城「いえ」

貴「あー；栞奈、やっぱ私帰るわ…」

ちょーっとついていけないかな；
こういうの。

栞奈「いじいゃん！ね、剣城君！この子新しい子なんだけど」

すると剣城君、と呼ばれた少年は３段ある階段を降り

剣城「ホストクラブは初めてで…？」

と言った。

貴「あ、はい。まぁ…」

ていうか随分クールな人‥‥
だからモテるのか？

剣城「どうぞ中へお入りください」

栞奈「Aも早くー♪」

貴「う、うん‥‥」

中へ入るといくつものドアや通路があった。

剣城「では、栞奈様はこちらへ」

え？

栞奈「あ、はーい。じゃあ今日は雨宮君を――」

栞奈は奥の部屋へ消えて行った。

ちょっ、栞奈、一人は危険だよ‥‥！

貴「か、栞奈ぁ！」

剣城「狩屋」

狩屋「はいはーい」

貴「？」

次は青髪の少年が目の前に立つ。
やっぱ人気ホストクラブは人材が違うね。
私でも思うくらいのイケメンがいるよ。

狩屋「狩屋マサキ、よろしくお願いします。お嬢様‥‥♪」

スッと綺麗にお辞儀をしてウィンクをする。

何だコイツは‥‥；

でもこれも仕事の一つか。

１人でも多くの女を落として毎日来てもらって金をとるのが普通のホストクラブだけど‥‥

ここは金いらないんだよね‥‥？

貴「...」

狩屋「どうしました？(ニコッ」

やっぱ、怪しいな‥‥