山下(妻)は忙しい。

【テレビの前で】 ページ35

〜Aside〜









私はこの時期が好き。


だってたくさんの音楽番組がやるから！


GENEちゃんもたくさん出るし、E-girlsの皆の色んな衣装を見れる！


ヘアスタイルとかも私が決めれちゃうから最高よね〜



「山下さん、明日はお休みで大丈夫です」

『あ、はい。』


明日は大型音楽番組よ？？

休みなの、私、、、？



「最近、働きすぎです。休んでくださいね。」

『あ〜、はい。ありがとうございます。』


ありがとうございます、などではない。

この仕事は私にとって苦ではないのに。





ー翌日ー

テレビを付けると大物司会者が笑顔で映っている。

GENEちゃんは5時過ぎだし、E-girlsの皆は8時過ぎか〜。

まだ時間あるなぁ。

時計は2時を指している。



「3時頃に出演するのは三代目 J Soul Brothersのみなさんです！」

女子アナウンサーの声がテレビから聞こえてきた。

そう言えば健二郎が番組で踊ってる姿をテレビ越しに見るのは久々かも。

最近はずっと生で見てたから。
(スタッフさんからの冷やかしありで)


せっかくだし見よーかな。

《〜〜♪》

ん？健二郎から着信？


『はーい。』

「あ、本当に出た！」

『岩田か。切るぞ。』

岩「ごめんって！俺からかけても絶対に出ないと思って」

『よくお分かりのようで。』

岩「経験済みだから笑」(【酔っ払い】参照)

『で、なに？』

「3時頃に出るから観てよ？」

『あー、観るつもりだったけどやめるわ。』

「はぁ？なんでぇぇ？？」

『酒でも入ってんのか、登坂。』

臣「これから生放送なのに飲むかぁ！！」


そのテンションがお酒入ってるって言ってんだよ。

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