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〜Aside〜
『で、この写真がどうした?』
健「、、、やっぱりAは、」
そこまで言うと、今まで俯いていたのに真っ直ぐ私を見る。
健「俺じゃダメなんか?」
そしてポツリポツリと話し始める。
健「Aが愛情表現下手なこととか、冷たい態度してくるけどそれは愛されてるからやってわかっとるつもり。
やけど、俺って玲於たちに若さでは完全に負けとるし、Aって俺よりもGENEと世代近いやろ?
正直、結婚してもいつかAは俺のそばからいなくなるんやないかって、、、、
あー。俺、重いよな、、、、
ごめんっ!忘れてっ!!」
寝室に行こうとする健二郎の腕を掴む。
本当は袖とか掴めば可愛いんだろうけど、私そういうキャラじゃないからさ。
『健二郎だけ言いたいこと言って逃げるの無し。』
目を見開いて、びっくりしてますー。って顔にガッツリ書いてある健二郎の目をしっかり見る。
『分かってると思うけれど、健二郎に対する愛と、GENEに対する愛は違う。
健二郎への愛の方が、、なんて言えばいいか分からないけれど、手放したくても手放せない。てか、手放したくない。
愛してるじゃ足りないの。』
顔が赤くなるのがわかる。
健二郎の腕を掴んでいる手の指先まで熱い。
『不安にさせちゃったのは本当にごめん。
でも私にとって健二郎は本当に大切な人。
他の人なんて考えられないの。』
そう言って少し背伸びをして、健二郎にキスする。
健「っん。、、、そういうのは男からするもんやろ?」
『私たちは普通じゃないから(笑)』
健「確かにな。」
この後、写真についての誤解も解いて一件落着。
─翌日─
健「俺の大事なAに気安く触れやがって、、、」
玲「健二郎さん?」
健「覚悟しろよ、、、???」
玲「キャラ崩壊してますってばーー!!」
一方その頃
『おい。登坂。』
臣「A〜!!会いに来てくれたのー?」
『目をつぶれ。』
臣「おっ?キスとか、、?」
『いいから。』
臣「うっす。」
強烈な平手打ちをくらった臣ちゃんなのでした。
『今度やったら許さなーい( ˆωˆ )』
臣「怖い。痛い。怖い。痛い。」
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レンレン(プロフ) - HANABIさん» 本当ですか!?すっごく嬉しいです(TT)これからも頑張らせていただきます!! (2019年8月10日 22時) (レス) id: 7c0441299a (このIDを非表示/違反報告)
レンレン(プロフ) - 黒木蓮(Kuroki・Len)さん» わぁ!!お久しぶり!! (2019年8月10日 22時) (レス) id: 7c0441299a (このIDを非表示/違反報告)
HANABI(プロフ) - レンレンさん» はい!!覚えててくださって嬉しいです!!「私の復讐」や「校内王子とストーカーくん」などからみてます!頑張ってください!! (2019年8月8日 22時) (レス) id: 7e27841949 (このIDを非表示/違反報告)
黒木蓮(Kuroki・Len)(プロフ) - レンレン、おひさ〜 (*´∇`)ノ (2019年8月8日 22時) (レス) id: 6a7a2c1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
レンレン(プロフ) - HANABIさん» ありがとうございます!!!間違ってたらごめんなさい!なんですけど、前にもコメントくれましたよね??リクエスト頑張らせていただきます! (2019年8月1日 12時) (レス) id: 7c0441299a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レンレン | 作成日時:2018年8月28日 22時