山下(妻)は忙しい。

【健攻】 ページ31

〜Aside〜









「実際、健二郎さんってどうなの？」

『どうって、、、どうでもないですよ？？』



「健二郎さんって家ではどうなのよ？」

『楽屋の姿をさらに悪化させた感じです。』


「健二郎さんって家事はやってくれるの？？」

『家事ですか、、、掃除機はかけてくれます。』


ヘアメイク先輩からの集中山下健二郎攻撃。

略して、健攻。



先輩って言ってもそんなに仲良い訳では無い。

ずっと一緒にヘアメイクをしてきた先輩が寿退社したため、代わりに入ってきた人。


ヘアメイクの腕は確かだけどさ、そのツンツンのネイルとか、きっっっつい香水とかアウトでしょ。


夢小説とかだと、自分の手にカッター当てて「キャーー、Aさんがやったのー！！」って言いそうなタイプ。(めっちゃ偏見)

だから仲良くなれないでーす。



亜「Aちゃん？ 眉間にしわがよってる笑」

『うそ！ごめんごめん！』


ヘアメイク中なのにこんなこと考えちゃダメだーー


亜「新しいヘアメイクさんのこと？」

『亜嵐にはバレちゃうか！』

亜「まぁ、GENEもいい気はしてないからね」


GENEを守らなきゃ！！

でもあの子の狙いは健二郎な気がするから、、、

健攻をとりま止めよ。





「健二郎さんって、清潔感あるよね！」

『あー、ここだけの話、めっちゃ不潔です。』

「えっ？」

『寝る時とか、よだれだらぁ〜だし。』

「マジ？」

『あんまり掃除は得意じゃないし』

「うわっ、、、」

『清潔ではないですね。』



これ以降、GENEにもベタベタしなくなりました。(たぶん連絡先をGENEから聞こうとしてた)



山下健二郎、不潔説。

スタッフの間でちょっと広まっちゃったけど、GENEを守れたから良しとしよーー笑



健「A、なんか広めた？」

『なんにも？』

健「嘘や！」

『健二郎の事を守ったのー！』

健「？？」


健二郎に女は寄せ付けないから。

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