山下(妻)は忙しい。

＊ ページ14

〜健二郎side〜









健「でなー。そのありすちゃんって子がまたいい子なわけでなー。」

『んー。』


Aも俺も久しぶりに早く仕事が終わったため、一緒にご飯を食べる。

ここ最近あった話をお互いにしていたのだが、だんだんAの機嫌が、、、


健「てか、ありすって可愛いよなー。」

『そうだね、いただきました。』

健「は？もう食べたんか？」

『うん。じゃ、お風呂行ってくるから。』

健「一緒に、！」

『入るわけないでしょ。』

健「はい。」


えー。めっちゃ機嫌悪い、、、、






お風呂出た後も、食器を洗ったり軽く掃除したりして、寝室へ行ってしまった。

せっかくの早帰りやのに。



健「A？」

『･････････』

布団に潜り込んでいるAからは返答なし。


健「なんで、機嫌悪いんやー？」

『･･････････････････』

もし、本当に寝ていたらアカンと思ってゆっくりAの横に寝転がる。



健「なぁ、起きとるんやろ？」

『、、、、うん。』

俺に背を向けて寝るA。やから後ろから抱きしめてそう言った。



健「間違っとったらごめんやけど、嫉妬？」

『、、、、、』

健「なぁ。A〜」

『、、、、、う』

吐息のような微かな声で何かを言う。

こんなに近くにおるのに全く聞こえん。



健「なに？」

『嫉妬、したの！/////』


そう言うと俺の方を向いて、ギュとくっついてくる。


可愛ええ。




健「A以上、いい人なんておらん。」

『でも、可愛いって言ったから。』

健「それはな、


名前が可愛いって言ったんや。


俺らに子供出来たらそう言う可愛いやつがええよなって。」


『っ//////』



健「わかったか？」

『健二郎、、、好き。』


俺はAという沼から抜け出せそうにない。






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作者のレンレンです！

もし、”ありす”という名前で設定している方がいたらコメント欄にて！

早急に変えさせていただきます！

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