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おおきなやみ ページ8

「今日の授業は終わりです。気をつけて帰ってねー!」

あやのせんせいの話が終わって、下校時間。
ようやく帰れる―!って、私はせのびをしてみたり。

「んーっ……」
疲れてるのかな?よくのびて、色々ぬけてくる。


「あの、あかつきさん……」

「んーっ……ん?」

気持ちよくのびてると、おやまさんが話しかけてきた。

「また……いっしょにかえっても、いい?」

「あ、うん。いいよ!かえろ!」

なんだ、そんなことか……って、私はホッとした。
またなやみごとかなって思ったけど……その時のおやまさんは、何だかさっきよりも明るくて。

くつばこに出て、くつをはいた私たちは、二人で学校を出た。




「今日、たのしかったね!」

「うん……いっぱいあそんだよね」

ひるやすみ……あれから、クラスメイトの子たちと、たくさん遊んだ。
おやまさんも一緒に、いろんなことをした。

こんなにたのしい気分、はじめてな気がする……。


「あかつきさん、あのね、わたし……」

おやまさんが、何かを言いかけた。その時だった。

「とあ!」

「ゆな!」

……ランドセルにつけてたラビックが、とつぜん声を出してとびだしてきた。
おやまさんのランドセルにも、キャシーが同じように……ついてたこと、気づかなかった!

とにかくラビックたちは、すごくおもいつめた顔をしていて……。


「ラビック!?どうしたの……」

「何か、凄く大きな悪い気配が、近くにいるラビ!」

「えっ!?」


わるいけはい……しかも、すごく大きいって……。
また、たたかうことになる。私は、いい……でも、おやまさんは?


「キャシー、そのけはいって、どこなの!」

「ゆな!?……もう、近くニャ」

おやまさんは、いつもよりつよきな感じだった。
まるで、こわくないみたいに。

なんだろう?すごくしんけん……。


「あれは、ブラックホールラビ!」

「あ……!」

そして、私たちの前にあらわれたのは……
二回もたたかった、あの女の人だった。


「ウウ……ウウウ……」

「え、え……?」

でも、なんだかふんいきがちがうような。

……つぎのしゅんかん、思わぬことがおきた!


「……ウアアアアア!」

女の人は、真っ黒になったと思ったら、大きくなって……
それはまるで、昨日の大きなおばけみたいだった。

きのうより、ずっと重い感じがする。
でも、私がやらなきゃ……!

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設定タグ:魔法少女 , 小学生 , 市販書き(一時創作)   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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浦賀エル(プロフ) - こんにちは。続きが楽しみです!小学生らしい言葉遣いで凄いと思いました! (2018年11月25日 15時) (レス) id: 6af7b74843 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ、別アカ2(しくじって消えてました)(プロフ) - 更新頑張ってください! (2018年11月5日 17時) (レス) id: 7cb8798e17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きせ | 作成日時:2018年11月3日 18時

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