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だいにらうんど ページ29

「はあ……はあ……」

ふりかえると、うしろであそんでる子たちがいっぱいいて、
ここでとまってよかったぁ……って、思った。


「おねーちゃん、すっげー!」

「かっこいいー!」

「え、あ、あはは……」

私を見て、パチパチはくしゅをしてくれてる。
うれしいけど……なんだかはずかしいっ!


「ァァァァァ!」

「え、わ、きゃあっ!」
大きなこえがした。
まえを向きなおしたら、おばけはボールのかたちのまま、てあしがでてきて……

―――パンチが、とんできた。


「……あかつきさんっ!」

「あっ……」


その時、おやまさんのこえが聞こえた。
と思ったら、もう目のまえにいて……


「やぁっ!」

パンチをうけとめて、おばけをひっぱたいてた。


「あかつきさんっ、だいじょうぶ?」

「うん……こうえんの子たちも、みんなぶじだよ!」

「よかった……」

またうしろを見たら、あそんでる子たちは
ぽかーんと口をあけてた。びっくりしたのかな……

って、そんなこといってるばあいじゃ、ない!


「みんな、あぶないから、おうちにかえってね!」

「はーい……」

あそんでた子たち、みんな何だか、いやそーな顔だった。
なんでだろ……でも、にげてくれたほうが、あんぜんだよね。



「……まさか、あの回転を受け止め、この場所を守るとはね」

「もう、あぶなかったんだから!」

きがつくと、こうえんのいりぐちに、さっきの男の人……リープがいた。


「公園で暴れさせれば、もっと悪夢になると思ったけど……まあいい。
ここで君たちを潰せばいい!さあ、第二ラウンドだよ」

「ァァァァァァァ!」

リープが、とまってたおばけにちかづくと、
きゅうに元気になって、またあのおおきなこえ。

「……あれ?」

「あかつきさん、どうしたの?」

おばけのこえは、おおきくてとってもうるさい。
だけど、なんだか……なにか、きこえるような。


「たす……けて?」

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設定タグ:魔法少女 , 小学生 , 市販書き(一時創作)   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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浦賀エル(プロフ) - こんにちは。続きが楽しみです!小学生らしい言葉遣いで凄いと思いました! (2018年11月25日 15時) (レス) id: 6af7b74843 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ、別アカ2(しくじって消えてました)(プロフ) - 更新頑張ってください! (2018年11月5日 17時) (レス) id: 7cb8798e17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きせ | 作成日時:2018年11月3日 18時

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