もうすこし、ねむる ページ28
「くわぁぁ……おはよう?」
次の日、兎愛は自分のベッドで目を覚ます。
「えっと、いつ……ねたんだっけ……」
いつの間にか眠りに落ちていた彼女は、寝る前後の記憶がなかった。
何とか思い出そうと試み、少しばかり思い出して来る。
「しゅくだいしたあと、ごはんたべて、おふろはいって……」
後の記憶があいまいなので、その後眠ったのだろうと思った。
「……いま、何時?」
外は薄暗い。もう一回寝たいと思いつつ、
まだ鳴らない目覚まし時計を確認する。
「えっと、4時……あっ」
時計を見た兎愛は、その横に一際目立つ白い物体を二つ見つけた。
「……昨日のこと、ゆめじゃないんだね」
それは、自分が魔法少女になるきっかけを作った、二匹の妖精。
寄り添いながら、静かな寝息を立てて眠っている。
「わたしが、まほう……しょうじょ……かぁ―――」
妖精……悪い怪物、ウサギの魔法少女。
昨日を思い返すうちに、兎愛はもう一度、深い眠りに落ちて行った……。
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きせ(プロフ) - やっぱり物足りないですよね。正直な感想、ありがとうございます (2019年1月15日 22時) (レス) id: d21ca2596b (このIDを非表示/違反報告)
きせ(プロフ) - かなみさん 三部以降で、頑張って改善して行っているつもりなので、これからも応援よろしくお願いします! (2019年1月15日 22時) (レス) id: d21ca2596b (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 描写が少し物足りなくて、面白いのに勿体ないと思いました。 (2019年1月14日 10時) (レス) id: 9e95386d93 (このIDを非表示/違反報告)
花杜あみり@元花村すみれ(プロフ) - Twitterのフォローありがとう!最近バイトが忙しいけど、暇な時間に読んでみたい! (2019年1月3日 21時) (レス) id: bb468dc0cb (このIDを非表示/違反報告)
せいろん(プロフ) - どんな展開か楽しみにして読んでます(*^^*)がんばってくださいね! (2018年10月24日 8時) (レス) id: 795d0599c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きせ | 作成日時:2018年8月30日 20時