ワールドエンドヒーローズ【短編集】

久森晃人さん ページ3

「あの！指揮官さん！！！！これ押してもらえませんか！？そう、、、10連のほうです」

「自分で引かないの？」

「自分で引くとですね、当たらないんですよ。僕はこれを物欲センサーって呼んでるんですけど」

「そうなんだ、、、」

「だから、僕より指揮官さんに引いてもらいたいんですよ！物欲センサーに引っ掛からない可能性が高いので！！！」

「わかった、、、10連のほうのボタンを押せばいいんだよね」


「わあああ！！！！！狙っていた限定カード来た！！！！！！おおおおおお！！！！」

「これで良かったの？」

「はい！指揮官さん！！！！！ありがとうございます！！！！！！」

「うーん、、、、、、そこまで感謝しなくてもいいんだよ？」

「いえ、さっき自分で×××連引いて出ずに確率を恨んでいたところなんです！！最後の10連で来てくれたんですよ！！！本当に感謝します！！！」

「そっか、それは役にたてたみたいで良かったよ」

「あの！指揮官さん！」

「どうしたの？」

「また、今回みたいに頼んでもいいですか？」

「それで役に立てるなら大丈夫だよ」

「ありがとうございます、指揮官さん！」

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