五条先生にする〇〇個のいたずら【五条悟】

くすぐる ページ8

誰にだって弱いところはある



私は脇と耳が弱い



釘崎は背中、虎杖は足の裏、伏黒は触らせてくれなかった



…ということで五条先生の弱いところをさぐりたい！



「五条先生！ばんざーい」



ばんざーいと言って手をあげる。釘崎と虎杖はこれでつられてくれた



「え、何?」


「ばんざい！」


「万歳三唱？」


「ちっがいます！手上げて！」


五条先生は意味が分からないと言うふうに珈琲を一口飲んだ



「僕は忙しいんだから、あっちで遊んでな」



…どうやっても手をあげないつもりだな


まずはオーソドックスな脇から試そうと思ったのに


こうなったら作戦変更、足から攻めよう


「あ！鉛筆落としちゃった！」


「何も持ってないじゃん」


素早く机の下に潜り、五条先生の足をロックオンする


「今だ！」


五条先生の足に飛びかかり靴を引っ張る



「いやまじで何？」


…………さわれない


「先生ずるいです」



机の下に潜ったまま床をダンッと叩く



「怖いって」



「先生の弱いところ見つけようと思ったのに…！！さわれないんじゃ分かんないよ！………………あっ先生の足いい匂いする」



「帰れ」


〈くすぐる、失敗！〉

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