五条先生にする〇〇個のいたずら【五条悟】

救出 ページ47

「被害人数は二人。どちらも小学校低学年ッス。依頼内容は被害者の生存確認と救出ッス」


「りょーかい」


「はい！」


「これは一級案件ッスから、Aは本当に気をつけてくださいッス」


「僕から離れなかったら大丈夫だよ」


「……はい。頑張ります」



フッた相手によくそんなこと言えるな、なんて思いながら五条先生の後をついていく。


新田ちゃんが帳をおろした途端にうじゃうじゃと呪霊が湧いて出た


雑魚は基本的に私が担当だ


三級以上っぽい呪霊は五条先生が祓ってくれた


急に五条先生の足が止まった




「A、気はりなよ」


「…え？」


「ここがボスっぽいね」



ガチャリと扉を開け、その部屋に踏み入れた瞬間鳥肌が立った。


ビシビシと感じる命の危機




「お、おねえちゃん、助けて、…」


「その子達頼むよ」




タタタ、と私の元へ来た二人の男の子。生きていたんだ。


五条先生はあっという間にボスを祓った


帳が消え去っていく。


…やっぱ五条先生、凄いなあ

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