五条先生にする〇〇個のいたずら【五条悟】 (ページ30)

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嫉妬させる② ページ30

今日五条先生に「コイツ、俺のだから」って言われる夢を見た

…完全に昨日見たドラマに影響されてるけど、、、

　

その台詞をリアル五条先生に言われたい！ということで、今日は先生に嫉妬させようと思います

前回のはパンダ先輩に相手を頼んだから失敗したんだ

だから今回はいつもイビられている伊地知さんにお願いすることにした

伊地知さんに頼んでも断られるだろうから無断でやるけど。

もう少しで二人が帰ってくる筈だ。

私の手には袋が2つ

大きいのと、小さいの。

いつもはこの大きいのが五条先生だけど、今日は伊地知さん。

「あ、帰ってきた」

車が止まり、先生がおりてきた。あと伊地知さんも。

「ごじょ、………伊地知さーーん！！」

いつもの癖で五条先生を呼びそうになるが、無理やり伊地知さんを呼んだ

「……？どうしました？」

伊地知さんは五条先生の顔色を伺いながら私に問う

五条先生は相変わらずの笑顔だった

「お疲れ様です。これどうぞ」

そう言って大きい方を渡した。

「五条先生にも」

五条先生に小さい方を渡すと、伊地知さんは真っ青になりながら五条先生をチラチラ見ていた

「あ、ありがとうございます」

「……ありがとね」

そして暫くの沈黙。

………これは、どうだ？嫉妬してるのか？

「あ、あの！私、用事を思い出しまして…「駄目」………えっ」

この空気に耐えられなくなったのか伊地知さんが離脱しようとしたが五条先生は素早く拒否した

…いつかパワハラで訴えられないかな…

「……はぁーー、もういいや。ね、先生嫉妬した？」

ずっと先生は笑顔を貼り付けているので表情なんて絶対読めない。

私は諦めて直接聞く事にした。

「嫉妬？？？僕が？お前に？何で？するわけないだろ」

「あーーー、また失敗かーーー」

がっくりと肩を落とす。なんかいけそうな気がしたんだけどなあ

「大丈夫だよ先生。先生のはもっといっぱいあるから」

「どこに」

「私の部屋♡」

「アホ誰が行くか」

バイバーイと手を振って部屋に戻る

今日は惜しかった気がしたけど、気の所為だったのかな？

〈嫉妬させる、失敗(？)〉