五条先生にする〇〇個のいたずら【五条悟】

おもちゃのヘビ ページ18

今回はおもちゃのヘビを使います



ゼンマイを巻いたら前に進むのを買ってきた



椅子に座って寛いでいる五条先生の少し遠くに立つ



これで驚かせてやる



笑いが溢れそうになるのを抑えて静かにゼンマイをまく。



…よし、気づいてないな



そっと床に置いて手を離す



それはうねうねと這いながら先生の足元に近づいていった



ちょっと高いやつ買ったから結構リアルだ



「あ、ヘビだ」


「！！！」



五条先生は特に動じず、当たり前のようにヘビを踏み潰した


バキン、という音がして部品が飛び散った。


私の3649円が……！



「へ、へ、ヘビ太郎………！！」



「やっぱりAか」



そうだ、この人は道端を歩くアリなんて気にせずに踏みつける人だった。そんなところも好き



「僕にいたずらしても面白くないでしょ」



「え？楽しいですよ。先生と喋れるもん」



「……そ。まあ頑張ってね〜」



そう言って先生は手をひらひら振った。


…うーん、やっぱり五条先生の表情はよめない………




〈おもちゃのヘビ、失敗！〉

ご飯にする？お風呂にする？それとも…→←びりびりボールペン

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す