25話 ページ27
以前に行った帝丹高校のタイイクカンとやらのステージのような場所にたつ。もちろん一人で。SP二人がついてくると言ったが断った。
僕が安心して隣にずっといてほしいのはカルファンだけだから
A「みな……ヴィルジーニの第一皇子、A・ヴィルジーニだ。この度はこのような戦争を許してしまったこと心から謝罪する。申し訳ないっっ」
あぁ……睨まれてるのが凄くわかる。中にはただこっちを見てる人もいますが……
悲しい。
A「謝りきれることではない。でも今できる限りの謝罪をさせてはくれな――」
「ふざけんな!!皇子様が……皇子様が国にいれば私は家族皆んなを失うことは……なかった!みんな死ぬまで皇子様のために戦ってた!わたしの……私の家族を返してっっ」
……コナンくんくらいの女の子……
A「ごめんなさい」
頭を……体が許す限り下げる。
それでも……女の子の思いが啖呵をきったかのように次々と罵倒される
A「いっ……これは……空き缶……」
投げられた……のか?
A「っ……平気だ。」
ステージの端に控えていたSPが飛び出そうとしてきたから手で制した……
どんな事でも私には受け入れる覚悟がある……皇子として産まれた以上……わがままなんて……最初から許されていなかったんだ……
あぁ……空き缶もたくさん投げられると痛い……な
視界がなんだかぼやける……涙だ……
ついには民衆の前で膝から崩れてしまった……下を見れば中には瓶も投げられていた……だから鋭い痛みだったんだ
A「ごめんなさい……ごめんなさい……許してだなんて言わないから……いまはこうさせて……ください」
あぁ……カルファンに見られたらこんな情けない姿見せられない……
「あなた達は何をしているのです!!あなた達は今まで皇子の何を見てきた!!なぜ!皇子を庇護しないっ!」
大きい声を出しながら……私も助けられた赤井殿に支えられながらボロボロになった
A「カルファンっっっ」
生きてた――生きてたっ!
A「ごめんなさい」
「皇子をこんなに泣かせる事が我らヴィルジーニの目標であったのか!?違うだろう!われら国民は皇子も民衆も互いに支え合って築いてきたではないか!」
カルファン……かっこいいよ……かっこいいです。
後で私がカルファンの手当をしま――
「皇子も情けないです!シャキッとたちなさいつっ!後で私が手当をします」
…同じことを思ってた
A「ハハッもちろんですよ!」
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ノルゼリイ(プロフ) - 咲夜さん» すみません! 勘違いしていたようで、、訂正しました! (2020年1月7日 20時) (レス) id: 8f5d447aaf (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 蘭ちゃんのクラスはB組です (2020年1月7日 20時) (レス) id: 88e0418332 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - イラスト載せてくれたんだ(*≧∀≦*) ありがとー!!更新頑張ってね! (2019年9月29日 15時) (レス) id: 2441a2e2ab (このIDを非表示/違反報告)
ノルゼリイ(プロフ) - 零さん» 本当に嬉しいです。返信が遅くなったのは少し訳ありです……すいません。とても暖かくて嬉しの一言に尽きます。これからも不定期で遅いですがどうかよろしくお願いします。 (2019年5月31日 16時) (レス) id: 8f5d447aaf (このIDを非表示/違反報告)
零 - めっちゃ面白いです!主人公もいいですし、これからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年4月5日 10時) (レス) id: 09905f0f4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プルポリー x他1人 | 作成日時:2018年2月28日 21時