21話 ページ23
……国についてすぐ、なんともなさけないですが膝から崩れ落ちてしまいました
皇室が燃えているのですよ。
私が膝から崩れたのは財産でも、地位がなくなった事でもなんでもない。
ただ、ただ
あの燃え盛る炎の中に母様と父様が居るのだと思うと、絶望でしかありませんよ。
だからこそ私は……
A「カルファン……これを」
カルファン「これはっ」
私が常に肌身離さず入れている銀で出来た、王家の紋章。
これは以前、政治関連を父様から受け継いだ時に継承されたものです
この世にひとつしかない大きな価値のあるもの
これをカルファンに渡す事はただの、約束なんですけどね
A「カルファン……私が戻ってきたらまた返してくださいね。」
カルファン「そんな約束のために渡したんじゃないでしょう!?」
えぇ……そうです。
あんな炎の中、入ったらただでは済まないのは100も承知の上です。
だけど……偉大なる父様と母様を救わずして何が皇子ですか……
戻らなかったらそれまで……私はそれだけの器の皇子だということです
だからカルファン……もしも私が戻って来なかったら、継承の意味をも持つ紋章を割ってください。
そしてあらたなヴィルジーニ……いえカルファンの時代をこれから先に何世代にも及ぶ時代を作り上げてください
といっても私だって鍛えに鍛えられてきましたからそんな早死をするつもりはありませんがねっ!
――
速報です……えぇただいまあのヴィルジーニの王国で反乱がジジッあった模様。王室が燃え盛っている黒煙により状況が把ジジッ握できませんピッ
安室「リポーターも勇気がありますね。一切として国を映すことをさせない国をヘリコプターで撮りに行くなど……」
コナン「確かにすごい栄えている国のようにも見えたけど……それでも心配だ。」
安室「えぇ……ですが今は……他国である私たちは見守ることしか出来ない。」
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ノルゼリイ(プロフ) - 咲夜さん» すみません! 勘違いしていたようで、、訂正しました! (2020年1月7日 20時) (レス) id: 8f5d447aaf (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 蘭ちゃんのクラスはB組です (2020年1月7日 20時) (レス) id: 88e0418332 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - イラスト載せてくれたんだ(*≧∀≦*) ありがとー!!更新頑張ってね! (2019年9月29日 15時) (レス) id: 2441a2e2ab (このIDを非表示/違反報告)
ノルゼリイ(プロフ) - 零さん» 本当に嬉しいです。返信が遅くなったのは少し訳ありです……すいません。とても暖かくて嬉しの一言に尽きます。これからも不定期で遅いですがどうかよろしくお願いします。 (2019年5月31日 16時) (レス) id: 8f5d447aaf (このIDを非表示/違反報告)
零 - めっちゃ面白いです!主人公もいいですし、これからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年4月5日 10時) (レス) id: 09905f0f4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プルポリー x他1人 | 作成日時:2018年2月28日 21時