原石たちのあおはる。 (ページ9)

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-T.K-

とりあえずある物で作ったけど良かっただろうか。
うとうとしてたから寝てると思う。
静かに……、、

北斗「きょーもと…、」

『あれ…、起きてたの、？』

北斗「ぁ…、うん、ちょっと、」

『そ…っか、
あ、できたよ、食べれるだけでいいからね』

北斗「うん、ありがとう」

俺が部屋に入った瞬間の北斗の表情。
眉毛が八の字になっていて考え事をしているようだった。
頭痛かも、と思ったけど、今まで何年一緒に居たと思ってるんだ。
少し見ていれば分かる。

食べ終わって、少し落ち着いた頃にあえて軽く聞いてみよう。
なにか悩みがあるの？って
俺に出来ることがあるなら何だってする。

きっとみんなも、
……樹も、そうだと思うから＿＿＿

北斗「きょーもと？」

『んぇっ？』

北斗「美味しい、ありがと…」

『そう？良かった！
食べれるだけでいいからね！』

北斗「さっきも聞いたって、笑」

『そーだよね…笑笑』

北斗「あ、それと…、
京本のスマホ、通知入ってたよ」

『そー？ありがと』

開くと、LI〇Eが入っていた。
全員個人チャット。

髙地「おはよ、北斗もだけど、大我も大丈夫か？
無理すんなよ
それと、皆北斗に連絡入れてねぇのあえてだから。
北斗なら頭痛もあるだろうし、スマホ見ない方がいいと思って。
伝えといて。」

全員個人チャットから来たのはこういう事だったのか。
北斗に内容を説明してからメッセージを開いていった。
北斗はなんだか嬉しそう。
連絡が入らないことを不安に思っていたらしい。

ジェシー「大我おはよう！
北斗大丈夫？？任せてごめんね💦
放課後色々買っていくから、大我もゆっくり休んでてね！」

慎太郎「おはよー！
皆は北斗ときょも2人じゃ心配だって早退しようとしてたけど、俺は2人が助け合えるって信じてるから、心配してないよ！
体調は心配だけどね…笑
2人とも無理だけはしないように！！」

皆の優しさにはいつも助けられる。
だけど……………、樹から、来てない、、、
皆樹の話はしてなかったから、あえて触れないでくれたんだろう。
知らないってことは、ほぼない……と思う。
皆お互いの異変にはすぐ気づくから。

樹………、、

北斗「ご馳走様でした、すっごい美味しかったよｯ、」

『完食……！
すごい！！無理してない？』

北斗「当たり前じゃん、」

『ありがとう、』

北斗の悩み……、聞いてもいいかな、

『ほくt』

北斗「京本、なんかあった？」