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-T,k-
まだ、着替えかなんかしてんだろーなーとか思ってた。
”急ぐからちょっと待って！”なんて言って。
だけど、そこに居たのは苦しそうに倒れている北斗だった＿＿＿
北斗「ｯ、、、はぁっ、んｯ…ｺﾞﾎｯ、」
まだ俺には気づいていないようだった。
だけど、気づいていようが気づいてなかろうが俺がすべきことは1つしかない。
『ほくと！！
ねぇ、ほくと！』
北斗「へ…、きょ、もと…？」
『どーしたの、？』
北斗「ごめ、すぐ準備するから、、」
そう言って北斗は立とうとする。
ﾌﾗｯ
ｶﾞｼｯ
『っ……、あぶな、、』
北斗「〜〜〜〜っ、、
目眩が…、」
『ちょ、ちょっと待って』
北斗「……、？ 」
『北斗熱すぎ！！』
北斗「そそ、そんなことない！ｺﾞﾎｯ」
『とりあえず、、ベッド行こっか』
北斗「でもっ、時間…」
『そんなんで行けるわけないでしょ』
北斗「……ｼｭﾝ」
子犬かよ((
立てもしないのに学校とか…、北斗らしい……。
-ベッド-
北斗「ごめんね、京本……、」
『ううん、全然？』
北斗「もう行っていいよ、、」
『んぇ…？
行かないよ？』
北斗「へっ？」
こんな北斗置いていける訳ないじゃん
『今日保体あったし、ついで？』
北斗「そ、そっか、」
『熱測ろっか、
どこにある？』
北斗「あ…、えっと、そこの引き出し、」
『はーい、
これかな、？
どーぞ！』
北斗「ありがと…ｺﾞﾎｯ」
来た時よりかは辛くなさそうな気もするけど、
目がすごくとろんとして潤んでる。
ちょっと話しづらそうだし、、
目眩って言ってたけど、頭痛もありそうだな…、
こういう時、樹がいれば……。
北斗「……と、きょーもと！」
『わわっ、ごめん！なに？』
北斗「はい……、」
『38.8…、』
自分の体温を知った北斗はさっきより辛そうに見えるのは気のせいだろうか
『……、北斗、朝ごはん食べた？』
北斗「いや、、食欲無くて……」
『だよね…、リゾット作ろうか？
食べれるだけ食べて寝よ？』
北斗「いいの、？ｺﾞﾎｯ」
『うん！
ちょっと待っててね〜
あ、学校に電話も俺がしとくから！』
北斗「うん…、ありがとう」
-キッチン-
どうしたものか…、
看病なんてした事ないから分かんない。。
とりあえずリゾットを作ればいいのか、
-ベッド-
北斗「…………、、？」
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作者名：綾 瀬 結 來 | 作成日時：2021年12月12日 23時
