リナリア２ (ページ17)

今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:190,952 hit

広臣side ページ17

急いだけどミーティングには間に合わず、

健「おっきたきた、お寝坊さん。」

岩「臣さん寝坊とかやばいっすね。」

ちょうど着いた時にミーティングルームからでてきたメンバーに遭遇。

『俺もびっくりだわ。寝坊なんて。』

健「疲れてんのちゃう？」

『あー…いや、疲れはない。快晴。』

健「快晴ってなんやねん。笑」

そう、快晴。

Aちゃんの存在が俺をそうしてくれた。

だから疲れなんてない。

健「なんや臣ちゃん、清々しい顔しやがって～」

『いっぱい寝たからかな～』

健「明日絶対俺も遅刻したろ。」

・

やっぱりまだ隆二のことは見れなかった。

でも…昨日約束したから。Aちゃんと。

謝らなきゃ。

そう思っていると後ろから隆二の声。

「ボイトレだって。」

『隆二ごめん。』

「いいよ、寝坊くらい俺もするし。」

『いや、そうじゃなくて。

昨日のこと。』

天然な隆二に少し笑いそうになったのを堪えて

軽く深呼吸。