隆二side ページ7
さっきから立ち上がったり動く度に眉間にシワを寄せて顔を歪ませるA。
『頭痛い？』
「そんな大したことないよ、大丈夫。」
Aはいつもこうやって無理をする。
でも俺にはどうしてやることも出来ないからそっとと頭を撫でる。
『俺、仕事いくけど大丈夫？』
「大丈夫だって。頑張ってね！」
『なんかあったらすぐ電話すんだよ？』
「わかってるわかってる。」
ほんとかよ。
『まじで無理だけはしないで。』
��大丈夫��
Aは無理ばっかりするから正直心配だけど俺は仕事へ向かった。
どうか何もありませんように。
そして電話がかかってくるわけでもなく１日が過ぎた。
気がつけば携帯を見ているような１日だった。
事務所をでるときにLINEが１件来ていることに気がついた。
Aからだ。
��プリン食べたい。��
これだけのLINEだったのになぜかすごく嬉しかった。
頼ってくれてるのかななんて思えたから。
プリンなんかいくらでも買ってやる。
俺はコンビニに寄っていろんな種類のプリンを買っていった。
家に帰ると��おかえり��って微笑むA。
『ただいま。頭痛いのどう？よくなった？』
「隆二のプリン食べたらよくなるよ。」
机の上にドサッと袋を置くと��こんなに食べれないよ��なんて言ってるけど喜んでる。
『これ食べて早く元気になって。』
「うん！なる！」
嬉しくて飛び跳ねたけど頭に響いたみたいで辛そうな顔をする。
「疲れると頭が痛くなっちゃうのは子供の頃からだから慣れてるんだ。」
軽くサラッと言うと��プリンプリン〜��って袋をもってソファに移動した。
偏頭痛ってやつか。
喘息が大変ってのは知ってたけど偏頭痛も相当辛いよな。
プリンを美味しそうに頬張るAをそっと抱きしめると��どしたの？隆二��って。
『理由がなきゃ抱きしめちゃ嫌だ？』
「んーん。やじゃない。……」
��嬉しい��
パアっと笑って見せるA。
こんなにかわいい俺の彼女を苦しめないでよ偏頭痛さん。
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あっちゃん - すごく面白いです。早く続き読みたいです。続きお願いいたします｡ (2017年4月21日 12時) (
レス) id: 65b93a23fb (このIDを非表示/違反報告)
夏帆 - いつも最高です！頑張ってくださいね☆ (2017年4月12日 22時) (レス) id: 7e22799114 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 唯奈さん» ありがとうございます！ (2017年4月10日 15時) (レス) id: 243cb3a6ae (このIDを非表示/違反報告)
唯奈 - さいこう！！ これからも頑張ってください！ (2017年4月8日 15時) (レス) id: 49efd5744d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：renka | 作成日時：2017年4月8日 0時
