隆二side ページ1
ツアーも順調に進んで残すところは埼玉スーパーアリーナ。
そう、ファイナル。
ファイナルはAも来てくれる。
んでもって今日はひさしぶりに家に帰れる日。
『ただいまあ！』
そう言えば
「おかえり！！」
って飛びついてきたA。
…やべえ、かわいい。
「隆二、お疲れ様。」
『ひさしぶりだね、A。』
��寂しかった？��
そう聞けば
照れながらコクリと頷いた。
『ほらおいで、ぎゅーしてあげる。』
ひさしぶりのAのぬくもりは驚くほど俺を癒してくれる。
そのあとAの作ってくれたご飯を食べてソファに座ってゴロゴロした。
コテンと俺の肩に身体をあずけてるA。
寂しかったのかな。
甘えてくるAはとてつもなく可愛い。
「ねえ隆二、明日私行くからね！」
席は…そう言いかけたから
『言わないで。』
と咄嗟に言った。
『俺が自分で見つけるから。』
��ほんとに〜？��
なんて笑ってるA。
ほんとだよ。
Aがどこにいても見つけられる。
それほど俺にとってAは特別だから。
『俺、Aセンサーついてるから。』
「何言ってんの隆二( 笑 )」
こうやって上目遣いで笑いかけてくるの、無意識なんだろうけど、ずるい。
しばらくテレビをみたりライブの話をしたりしているとAの声が聞こえなくなった。
『A？』
顔を覗き込むとスヤスヤと眠っているA。
『かわい。』
そっと抱き上げてベッドに運ぶ。
何か夢をみているみたいで微笑んだりむにゃむにゃしたりしている。
『おやすみ。』
ライブでアドレナリンがおさまらないのか眠気がこないから少し酒でも飲もうかとベッドから離れようとしたら
「…りゅうじ……いかないで…。」
『どした？』
とAの頬を撫でたけどどうやら寝言のようだ。
『いつの間にこんな甘えんぼになっちゃって。』
Aをそっと抱きしめて俺も目を瞑ると眠くなかったのが嘘のように眠りについた。
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あっちゃん - すごく面白いです。早く続き読みたいです。続きお願いいたします｡ (2017年4月21日 12時) (
レス) id: 65b93a23fb (このIDを非表示/違反報告)
夏帆 - いつも最高です！頑張ってくださいね☆ (2017年4月12日 22時) (レス) id: 7e22799114 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 唯奈さん» ありがとうございます！ (2017年4月10日 15時) (レス) id: 243cb3a6ae (このIDを非表示/違反報告)
唯奈 - さいこう！！ これからも頑張ってください！ (2017年4月8日 15時) (レス) id: 49efd5744d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：renka | 作成日時：2017年4月8日 0時
