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あなたside ページ4

『今日昔からの親友と会うことになって……夜外で食べてきてもいいですか?』






隆二くんに今日のことを電話した。






「うん!楽しんでおいで!じゃあ俺も今日は臣と飲みいくことにするわ!」





楽しんでください そう言って電話を切った。






さて。昼間調べた和食屋さんみたいな飲み屋さんみたいなところで待ち合わせ。







少しだけメイクをして電車に乗った。







電車って言っても駅2つ分だからそんなに遠くはない。






楽しみと少しの緊張でソワソワする。







隆二くんのことどう話そう……






和食屋さんに着くとアイリが待っていた。






『ごめんアイリお待たせ!』





んーん!今来た なんてイケメンなこと言うアイリ。




「しばらく会わないうちに綺麗になっちゃってまったく〜!」




と叩いてきた。





そういうアイリもすっごい美人で高校のときなんかモテモテだった。





和食屋さんにはカウンターもあったが奥の個室を予約した。





「こんないいとこよく見つけたね。」





さっそくビールを頼んだ。





アイリといるときくらいおっさんさらけ出してこ。





『枝豆とたこからくださーい!』





ビールにレモンサワーにウーロンハイ…




だいぶ酔いが回ってきた。





酔いに任せて隆二くんのこと話しちゃおう。





『あのねアイリ。』





………そして私は全部話した。





「えっ隆二くんってあの今市さん?えっまってまってその今市さんと付き合ってるってこと?はあ?!やばいよA!ていうか、あたし、三代目のスタッフに入ったんだよ!てことは…?これからサポートしまくりじゃん。」






にっこにこなアイリ。






あーすっきり。





『あっまって、付き合ってないよ?好きなだけ。』




「え、意味わかんない。好きなのに彼氏じゃないの?え?Aの片想い?」




『隆二くんも好きって言ってくれた。でも付き合おうとは言われてなくて…
でもいまの関係もいいかなって思ってる!』





嘘。本当は少しだけハッキリさせたいって気持ちもある。でも今すっごい幸せ。だからこのまま幸せならいい。






「ん〜まあAに好きな人なんて珍しいからアイリちゃん応援しちゃう!!」





相当酔ってんけど大丈夫かな( 笑 )





2人とも酔いが回ってきたのでそろそろ帰ろうということになった。




アイリはまだ飲み足りなーい!なんて言ってるけど( 笑 )





『…あれ?隆二くん…?』

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作者名:renka | 作成日時:2017年3月25日 13時

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