向日葵のように笑って２ (ページ18)

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あなたside ページ18

隆二くんに仕事を始めようかという相談をした。

『ずっと隆二くんにばっか養ってもらって…』

でも隆二くんは＂仕事なんかしなくていい＂なんて言う。

「Aちゃんがどうしても仕事がしたいって言うなら俺はうんって言うけど、俺は専業主婦っていうか…主婦じゃなくてあの…専業…彼女？みたいな、」

自分で言って顔を赤くする隆二くん。

かわいい。

「俺が言えたもんじゃないけどこれ以上会える時間少なくなるのは…やだ。」

どうしよう…かわいくて…。

たまにする少し上目遣いでキリッと整った眉毛を下げる仕草がとてつもなくかわいい。

『隆二くん、かわいい。』

つい言葉を漏らしてしまっても、

「えーなに急に。Aちゃんの方がかわいいし。」

っていつだって私をキュンキュンさせてくれる。

「だからもう仕事のことは気にしない！」

って私の両手を持ってブンブンする。

「その代わり、俺のお願いひとつ叶えてくれる？」