とある妖狐の話 (ページ6)

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その日は突然……【その2】ページ6

そう考えてると隙ができたのか1人の男が背中に向かって
「○ね！妖狐め!!」
というと､持参したのであろう斧で母親の背中に傷をつけた。
「っ！？」
「うっ……ぐっ！……ハァ…ハァ…やるわね。あんた達…でも、これで勝った気で……いない事ね……。」
「何だ？今更命負いか？」
「違うわ…あんた達……は､…いつか……報いが…降ってくるわ………」
「ったく､うるせぇな。その口を黙らせてやる！」ﾋﾞｭﾝ
「紅狐､後はよろしく………」
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～紅狐side～
「ん？……何か騒がしいなー……居間の方かな？行ってみよ」
ｽﾀｽﾀｽﾀ
「？！お母さん!!」
そこには、血を流して倒れてる母親の姿があった。
「ん？こいつの子供か？」
「そうみたいだな？」
「お母さん!!ねぇ起きてよっ!!」
「そいつはもう○んだぜ。」
「えっ…………ウソ………」
「さすがにこの出血量なら妖狐も生きては居られないよな！」
「…………」
「そろそろ夜が明けるぞ。」
「だな､そろそろ引き上げるか。」
「…おいガキんちょ、1歩遅かったな！」
そして男達は屋敷を出ていった。
「アイツら……私のお母さんを○しやがって!!アイツらには､それ相応の報いを受けて貰わないとね。ククク……覚悟しているがいいわ！ふふっ…」
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～15年後～
紅狐はあれから復讐のために修行を重ねていった。そのため､新たな技を得ることが出来た。亡くなった母親のために………

「【炎龍】」
ｺﾞｵｵｵｵｵ！ﾄﾞｶﾞﾝ！
「ふぅ､中々いい感じに出来た!!」
「凄いねー！爆風が10㍍も離れてる私の所まで来たよ！」
「ありがとう！3代天照大神！」
「中ではやらないでね！」
「やる訳ないじゃん笑」
「だよね笑､他の技確認しなくていいの？」
「疲れた！」
「じゃあ、休憩しようか！」
～自宅～
「そういえば、アイツらに復讐するんでしょ？どうやってやるの？」
「えっ決まってるじゃん！真っ向勝負だよ!!」
「はぁ､まぁ良いけど。」
「よしもっと強くなるぞ～!!」
「頑張れー!!」
「うん！」
「それじゃやるよ！」
「【火炎爆滅】(かえんばくめつ)！」
「【雷砲暴嵐】(らいほうぼうらん)！」
「【鋭刺雹風】(えいしひょうふう)！」
「【激流波竜】(げきりゅうはりゅう)！」
「【雷嵐】(らいらん)！」
「……………あのー、紅狐？」
「うん？どうかした？」
「やりすぎ!!」