一日目 ※一部変更 ページ1
．＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿春
シャツの上にパーカーを着てフードを被り
真新しい制服に腕を通した。
そして、ストッキングを下に履いて、スカートを履いた。
時計を見て少し焦った。
あいつらがそろそろ来る時間だ。
少し苛立ってる母の気に障らないようにゆっくり、静かに、大人しく階段をおりて家を出る。
『、、、、ふぅ、どうにかなったな。』
春だけどまだ少し肌寒い空気に身震いした。
そしていつもの場所に行く。
今日は出るのが少し遅かったからあいつらが先に着いてるかもなって思ったけど
それはあいつらもそうだろうから結局いつもと変わらないなと思う。
次の角を曲がったら目的地。
ここに来て声が聞こえないということは、まだ来ていないのというのは確定事項だった。
目的地の公園に着き、少し冷たいベンチに腰を下ろす。
そしてこれからの学校について考え始めた。
あいつらがイケメンなのは変わらないから、キャーキャー叫ばれるのも変わらないんだろうなと思う。
それについてはおつかれとしか言いようがない。
？｢ほんと遅いって！！なにネクタイくらいで戸惑ってんの！？_________！｣
？｢いやいやいや、_________も結構遅かったからな！？｣
？｢ていうか、_________！今日は始業式なんだから早く起きてって言ったじゃん！？｣
？｢ごめんって〜_________〜｣
？｢それよりもA待たせてるだろうしもっと走ろー！？＿＿＿さん！｣
？｢いや、_________だってそこまでガチで走ってないじゃん｣
6人の騒がしい会話と足音に来たのかって思う。
というより、いつも遅刻してるから待つのは変わらないし、もう少しゆっくり来てもいいんだけどなぁと、呑気に考える。
？｢ごめんA！遅れたー！｣
『別にいつものことだし大丈夫だよ。それより息整えたら？________Nakamu』
？｢ほんとっ、、つっかれたー！！｣
？｢てかさむーい、眠気覚める〜｣
『おつかれ、________シャークん、broooock』
？｢なんで起きろって言ったのに起きないの、、、｣
？｢朝から疲れたぁーーー｣
？｢ネクタイもしめられないってどうなんだよ、、、｣
『________きりやんもきんときもおつかれ。スマイルには簡単だろうね。』
やっと待ってた人達が来たな。
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作者名：わたあめ | 作成日時：2023年3月1日 0時
