2,失神 ページ3
声がする。
目の前は真っ暗。
「ここは、、って、((バシン！((いった、、」
何者かに頬を叩かれた。
恐る恐る視線を上に上げると。
父さんだ。隣に母さんもいる。
父「こんな成績でどうする！？！落ちるぞ！しっかりしろ！結！」
母「もっと勉強しなさい、、はぁ、、3DSを買った私がバカだったわ、、成績が良くなったから、ご褒美に買ってあげたのに、、」
父「これは没収する。トモダチコレクションも成績次第で初めに戻すからな、、」
ちょ、それだけは本当に勘弁、、せっかく今いいとこなんだよ、、
「うん、、頑張る、次こそ、頑張る、」
ああ、嫌な思い出だ。
早く覚めてく((
「フゴッ((」
？「目覚めたか。」
「、、目覚めました。」
額が終了するぐらい痛い。本当に。
？「君が、西条結、か？」
「イエス、、私が西条結です、、(」
いててて、、と言いながら体を起こす。アッ、この人は確か、、
「あの、組を発表するときにいた、からすま、さんですか、？」
からすま「ああ、俺がからすまだ。君はグラウンドに倒れていてな、、生徒たちが運んでくれたんだ。」
「ああ〜、、、あれか、、」
ヤベェ、めちゃくちゃ恥ずかしい。あだ名失神になったらどうしよう。
からすま「具合が良さそうなら教室にいこう。自己紹介がまだ終わってないからな。」
「アッはい！」
急いで布団から出てからすまさんの後ろについていく。
しかし、、本当に古いなー、、ここの校舎、、
その頃クラスでは、、
「今日誰か倒れてたよね〜、、白髪だったからびっくりしたんだよな〜！」
「なんで倒れてたんだろ？」
「さあ〜、でもここまで来るの大変だからさ、水分不足とかじゃね？」
「あ〜ありうる〜」
みんなに倒れていたことが広まっていた。
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作者名：拝啓 | 作成日時：2017年5月22日 18時
