叫ぶ3秒前 ページ10
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「A、特訓付き合ってくれ。ついでに俺と付き合いを前提に結婚してくれ」
『えっ普通にイヤだし何その日本語間違ってない？？てか離せ叫ぶぞ』
「あぁ、思う存分叫んでいいぞ」
『んじゃ遠慮なく。
ぎゃあああああああああ！！！！』
放課後に帰ろうとしたら轟焦凍に結婚を申し込まれた。
そしたら叫ぶよね。しょうがないんだよ、私コイツきらいだし。だからそんな目で見ないで心操。
やめて、そんな視線を送ると口パクが返ってきた。
えっなになに？？
「 ア ホ す ぎ 」？
『んだとコラ心操てめぇ！！殴ったろか！？！？』
拳を握りしめ、心操に一歩一歩と近づいてくと腕を捕まれ後ろに引っ張られる。
こんなことをするのは勿論、轟焦凍以外いない。
『…離しておくれ、坊や』
「やだ。」
離したくねぇ、そう耳元で呟く轟焦凍。
とてつもない寒気が私を襲う。
今ゾワッて…ゾワワッて……
『っ______…！！』
「おっ」
声にならない悲鳴をあげ、轟焦凍の手を振り払い腕をさする。
えっ何これ鳥肌スゲェ〜〜〜！！！
過去最高記録だよ！！ありがとう轟焦凍(意味不な感謝)
『特訓？？熱心だね』
「あぁ。強くならねぇとAを守れねぇからな、まずは体育祭で優勝しねぇと。」
『うん理由は聞いてないかな』
私の呆れに可愛らしく首を傾げる轟焦凍。
効果音を付けるならこう。
「こてん、」。
…認めたくないけど可愛いね。
『あのね轟焦凍くん。』
「焦凍だ」
呼べってこと？
そう問うと頷く。
それプラス「ダメか…？」と上目遣い。
えっあざと。何この子あざと。
まぁ私には通用しないけどね！！
あっでもかっちゃんがやったら一発かも。
私はその期待に首を振った。
何故か。それはね。
『その名前でキミを呼ぶと私の蕁麻疹が"こんにちは"してしまうんだ』
いや違うの。決してきらいってわけじゃないんだよ？いやきらいだけど。
…うーん、なんて言ったらいいのかわからん。
まぁその考えはさておき。
こほんっ、と一つ咳払いをする。
『それで話を戻すけど。』
「あぁ。」
『私はね、放課後たくさんの用事があるんだ。だから特訓しない』
「…それなら、強制参加だ」
私の首根っこを掴みズルズルと引きづる。
えっ何この子力っょ…
続く (更新停止中)
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すやや - とても面白かったです!更新待ってますよ!!応援しています!! (2020年4月30日 21時) (
レス) id: 392bac1abb (このIDを非表示/違反報告)
イケメンになりたい。(プロフ) - ミムさん» わああ、ありがとうございます！轟くんの小説は初めてだったので、そう言ってもらえて幸いです！応援ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年2月16日 20時) (レス) id: 14fa556edd (このIDを非表示/違反報告)
ミム - すごく面白いです!応援してます! (2020年2月16日 13時) (レス) id: 1979fc8c23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イケメンになりたい。 | 作成日時：2020年2月12日 21時
