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私が小さい頃
祖母とよく神社へと来ていた。
長い階段、大きな門を潜りぬければ、
目の前には、神社がある。
幼い頃の私は神社さえもわからなかった。
わからない事は全て祖母に聞いていた。
「…おきい、ばあちゃん
これはなあに？」
「これは、神様のお屋敷だよ。
ここの中にいる神様は私たちを守ってくれるんだ。」
「そおなの？素敵！」
私がそう笑えば祖母は、悲しそうな顔をして
「…この村はね、A。
守ってくれる代わりの代償として、
．
生贄を差し出さなければいけない。」
当時、私はそんなこと知らなかった．
生贄なんて10歳の私にはまだわからなかった．
祖母は、泣きそうな顔をしながら私の頭を撫でる。
「…明日は、その日。
生贄を差し出さなければいけない日」
“この村で…また、人が…っ”
祖母はそう言って最後まで言えずに涙を流した．
わからなかった．
なんで泣いてるの？
神様が、守ってくれるじゃん。
大丈夫だよ？
って、思っていた。
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さゆり(プロフ) - 続編面白くて、更新がまちどうしいです！小説の書き方が上手いのでとても楽しかったです！ (2020年5月11日 20時) (
レス) id: 27eafd91ec (このIDを非表示/違反報告)
@モち子(プロフ) - ちゃまるさん» 続編みてくださーい！！ (2020年5月11日 18時) (レス) id: cec0dba138 (このIDを非表示/違反報告)
@モち子(プロフ) - sugarさん» はい！続編作りました(^○^) (2020年5月11日 18時) (レス) id: cec0dba138 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまる(プロフ) - after story希望してもいいですか？？この話とてもすきなので！！よろしくお願いします！！ (2020年4月27日 13時) (レス) id: 1a99605dfc (このIDを非表示/違反報告)
sugar(プロフ) - コメント失礼します。とっても面白かったです(*´ω｀*)すみませんが…afterstoreyを希望してもいいですか？これからも頑張ってください！！ (2020年4月22日 17時) (レス) id: abd708df9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@モち子 | 作成日時：2020年4月15日 20時
