♯1話ー2 ページ3
「けほっけほっ。ちょっと埃っぽいから外へ行きたいな？ダメ？」
「あかん」
「私は外へ行きたいんだけど？なぁキモ足(きもたり)」
「やっと本性出しとってくれたか。嬉しいわぁ」
「何うっとりしてんの？キモい。てか会話のドッチボールしろよ。さっきからしてねぇだろ。」
やべっ無意識に本性出しちまった。まあ良いや。どうせこいつ言わねぇだろ。ヤンデレだし？
「嬉しいなぁ俺だけのカニクリームコロッケが見れて。」
「チッ、喜んでるとかマゾかよ。」
吐き捨てた。だってマゾだし。一度本性出したらもう止まらない
「いいから早く家に帰らして」
「それはアカンなぁ…」
「はぁ…黙っていればイケメンなのにな…」
「なんやて？／／／」
「黙ってたらお前はイケメンだよって話。まあ私のタイプじゃないけどな」
「侑士泣いちゃう(´；ω；｀)」
「あれだよ。氷帝の美人さんに可愛がって貰えよ」
「カニクリームコロッケがええのー」
「てか良い加減お風呂はいりたいんだけど」
「無理や」
「汚いよ？どうせなら…温泉とか行きたいな？侑士と混浴とか…したいな…／／／駄目なの？」
「…」
思いっきり猫被る。もう一押し
「どうせ宿の部屋から出ないよぉ？
」
「…ええよ」
「やったぁ！侑士大好き♪ずっと前から行きたい温泉あるんだけど…いいかな？」
「もう好きにしてええよ」
「じゃあ跡部温泉に予約するか侑士の電話貸して？」
「跡部…やと？」
突然、侑士の目が鋭く光る。流石ヤンデレ。猫被ったときは何ともなかったのに
「うん。部屋にお風呂あるから部屋の外に出ないよ？跡部の名前だけあって豪華だしサービスも良いんだよね！」
「ま、ええわ。跡部もいないやろし。まさかな、カニクリームコロッケが一緒にお風呂入りたいと思っとったなんてな」
「ま、まぁね」
逃げ出すためなんて言ったら温泉行けなくなるな。そんな事も知ってそうだけど。
続く (更新停止中)
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作者名：梓 | 作成日時：2014年10月27日 12時
