ファーストキス狙われてます。 (ページ36)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:47,918 hit

渡辺君に狙われてます。ページ36

「わっ！？ちょっ！！渡辺君！？」

渡辺「もっと、こっちによって」

「なぜに！？」

渡辺「は？そんなの、俺がAに傍に来て欲しいからだろ？そんなのもわかんねぇーのかよ。」

「逆ギレ？！」

渡辺「あんま、騒ぐと口塞ぐぞ？」

「なァっ…///」

渡辺「何その顔もしかして、今までキスしたことないの？」

図星でなんも言えない。
本当……こういう、意地悪でドSっぽいところが嫌い
でも……そんな渡辺の事を好きだって思っちゃう自分がもっと嫌い

渡辺「何顔赤くして、俯いてんの？」

「な……なんでもない！！それに、き……キスだってした事あるし。」

渡辺「は？相手誰？名前は？何年？ここの学校のやつ？」

なんで、いきなり不機嫌になったの？

「関係ないじゃん。渡辺には」

零「よっ、またやってんの？」

渡辺「そうだ、零お前なら、Aとキスしたやつ誰かわかるか？」

零「え？」

どういう事？って顔した零と目が合った
なんでもいいから助けて止めで合図した。

零「幼稚園の時とかさ誰にでもチューするじゃん？それの事じゃない？それか小さい時に赤ちゃんだったAに和真先輩がチューしたとか海斗君が赤ちゃんの時にほっぺにチューしたって意味じゃないの？」

渡辺「A、やっぱちょっとこい。」

いやいやいやいやいや
無理無理無理！！
今、この状態で渡辺のところに行ったら確実に犯られる

渡辺「来ないなら、俺から行くまで」

グイッ

ポフッ

渡辺「やっと、捕まえた。なんであんな紛らわしい言い方した？俺の事嫌いなのか？」

「逆に聞くけど、なんで何時も僕に突っかかるの？渡辺こそ、僕のこと嫌いなんでしょ？」

渡辺「逆だよ。お前の事が好きだから、揶揄うんだよ。お前といると落ち着くし。お前の笑顔可愛いし。Aは？」

「僕だって、本当は、アンタの事好きだし。」

零「俺は、帰るよ」

「えっ！？今この状態で？！」

渡辺「A」

「なに？」

渡辺「好きだぞ。」

そういって、渡辺は僕に優しくキスをした。