ファーストキス狙われてます。

・(会話文多め) ページ3

「先生。僕何かしましたか？」

大倉「Aは何もしてへんよ。ちょっとだけ先生の頼み事頼まれてくれへん？」

「全然大丈夫ですよ。これだけでいいんですか？」

大倉「おん」

「了解です。失礼しました。」

森本「あれ？先輩、それどうしたんですか？」

「………教室に戻ったんじゃないの？」

森本「一刻も、早く先輩に会いたくて。教室に戻ったら先輩居なくて上山先輩に聞いたら職員室に行ったって聞いたので会いに来ました。それ、運ぶなら手伝いますよ。」

「大丈夫。」

森本「もう、たまには頼って下さいよ。」

「ねぇ、慎太郎君」

森本「はい？何ですか？」

「何で、僕なの？」

森本「え？」

「なんで、僕のファーストキス狙ってんの？僕より、可愛い子いっぱい居るじゃん」

森本「先輩は、可愛いですよ。」

「どこがさ、何時も慎太郎君にあたり強いよ？」

森本「そういう面では、なく。先輩は見た目イケメンで男の子みたいですけど中身は女子です。」

「それ、貶してるw？」

森本「先輩」

「ん？」

僕の話は無視なのか
なるほどな。

森本「俺、A先輩の事好きですよ。」

「いきなり、何？」

森本「上山先輩から、聞きました。揶揄うのやめろって。でも、俺先輩の事揶揄ってなんかないですよ。好きだから先輩に会いに行ってるし好きだから先輩とキスしたいです。」

「……………」

森本「先輩は、俺の事嫌いですか？」

「やっぱ、自分で持っていくから貸して……それに、もう明日から来ないで。」

森本「ちょっ！！先輩！？」

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