検索窓
今日:57 hit、昨日:48 hit、合計:123,584 hit

102:お花見(2) ページ9

『ボス?ぼーっとしてどうしたの?』



怜奈の声でふと我に帰ると笑みを浮かべる万次郎。




「何でもないよ。桜、綺麗だな」




『うんっ。鶴ちゃんと竜ちゃんがお花屋さん何件も回って、桜たくさん買ってくれたんだよ』




怜奈としては一枝あればいいと思っていたが、竜胆と鶴蝶が梵天と金の力を使って大量に買い集めてくれたのだ。




『料理も出来上がって来たからたくさん食べてね』




京都でお土産として買って来た湯葉や豆腐、京野菜などを使った料理をリビングのローテーブルへと運んできて。




テーブルの上には同じく京都土産の酒がいくつも並べられている。




竜「ボス、早かったじゃん」




鶴「蘭達ももうすぐ戻ってくるようだけど先に花見始めてていいんだと」




『どうぞ、ボス』




怜奈が万次郎に切子グラスを渡してお酒を注ぐ。




竜胆や鶴蝶も同じくグラスを持ち、怜奈も自分のグラスを持つ。




万「…怜奈も飲むのか?」


 


『やだな、ボス。私、まだ未成年だよ?ノンアルだよ』





竜鶴「「…」」




心配する万次郎を他所に、酔っぱらった挙句に泣いたことなど覚えてない怜奈が笑いながら否定する。





『じゃあ、かんぱーいっ!』




グラスを掲げて軽くガラスの交わる音を鳴らす音と同時に梵天での初めての花見が始まる。







しばらくして、蘭、春千夜、九井も仕事を終えて集まると日付が変わる頃まで花見は続いた。








蘭「今度は蘭ちゃんと旅行に行こうな〜?」




春「は?行かせるわけねぇだろ。危な過ぎるわ」




九「どっちもどっちだろ。てか、今回のも一応仕事だからな?」




鶴「次は俺が連れて行く。蘭や三途より安全だろ」




竜「いやいや、鶴蝶が何気に一番ヤバいって」




万「次は俺とだ」

103:お花見の後(1)→←102:お花見(1)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (267 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1095人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うさ - 更新楽しみにしてます!! (11月22日 14時) (レス) @page47 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
百合 - これは確定、、、!!春ちゃん夢主ちゃんがっ!! (7月3日 16時) (レス) @page40 id: e72506d086 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ルリカさん» コメありがとうございます♪全然収束しないまま溺愛されてて…オチが決まらないのでしばらく溺愛のままかもです(*´Д`*)引き続き読んでくださると嬉しいです。 (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朔夜 | 作成日時:2023年3月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。