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137:CASE2(2)出てきたのはいいけれど… ページ45

指名された春千夜本人も、他の三人も意外そうに顔を見合わせるが、怜奈がそう望むならと了承し、春千代以外の三人はリビングへ移動する。




ガタガタとドアをふさいでいた物を移動させる音がしてから、少しするとベッドへと走るような足音がする。



春「オイ、入んぞ」





『……いーよ』






怜奈の返事を待ってから寝室のドアを開けると、部屋の中は間接照明がついているだけのため薄暗くなっているが、それでも布団が膨らんでいるため怜奈が布団に潜り込んでいるのは分かる。


春「具合悪いのか?」


ベッドまで近寄るが、無理矢理布団を引き剝がすことはせず、怜奈の反応を待つ。



『…違うの……どうしよ、春ちゃん…』



春「あ゛?」



もぞもぞと怜奈が布団から出てくる。



春「!!お前……」














 




竜「遅ェな、三途」


九「まだそんな時間たってないだろ。それより…」


蘭「どうかしたか?」


九「……怜奈の声、あんなだったか?」


竜「声?…怜奈の声だった、けど?」


蘭「オレも思った。たしかに怜奈の声だけど…なんか違和感あった気がしたんだよなぁ」



ソファーに座って三人で待っているとリビングのドアが開き、一斉にそちらへ視線を向ける。





 


「「「!!!」」」








現れたのは春千夜と、春千夜の右腕に抱き上げられ半泣きになっている女の子。



年齢は4〜5歳くらいで、長い髪に大きな目を潤ませ、春千夜のシャツを握っている。



竜「おま、それ…はぁ?!」


蘭「嘘だろ、オイ」


九「まさかとは思うが…」






反社のアジトに女の子がいること。


それはもちろん問題だ。


だがそれより問題なのは





その女の子が怜奈にそっくりだということ。






春「…怜奈だ」

138:CASE2(3)なんて言う?→←136:CASE2(1)隠れてないで出ておいで



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うさ - 更新楽しみにしてます!! (11月22日 14時) (レス) @page47 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
百合 - これは確定、、、!!春ちゃん夢主ちゃんがっ!! (7月3日 16時) (レス) @page40 id: e72506d086 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ルリカさん» コメありがとうございます♪全然収束しないまま溺愛されてて…オチが決まらないのでしばらく溺愛のままかもです(*´Д`*)引き続き読んでくださると嬉しいです。 (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2023年3月26日 22時

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