78:侵入者4 ページ31
ドアが開き、真っ暗な物置に光が差す。
暗い中に慣れていたせいで眩しくて良く見えないが、黒い腕がぬっと伸びてくる。
勢いよく包丁を持った手を振りかざそうとした瞬間ーーー
「怜奈」
聞き慣れた声に目を見開き、手を止める。
小さく静かで
だけど射貫くような声
『ボ、ス…?』
「怜奈、大丈夫か?」
『っ!』
カランっと包丁を落として目の前の万次郎に抱き着く。
「怖い思いさせてゴメン」
抱きしめ返してもらい背中を優しく撫でられると緊張から解放され安堵から涙を浮かべる。
『っ、ボスぅ…っ怖かった…』
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ゆう - 今までよんだ中でー番おもしろいです!いつもありがとうございます!これからもがんばってください! (11月14日 21時) (レス) @page12 id: 8a7e22f16f (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 百合さん» 続編も読んでいただいてありがとうございますっ!嬉しいコメで頑張れます♡ (6月19日 19時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
百合 - うん、最高。←ホントに大好きです💖 (6月16日 15時) (レス) @page48 id: e72506d086 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 東雲アカリ*さん» コメありがとうございます♡長いのに読んでいただけて嬉しいです♪ (2023年3月26日 20時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
東雲アカリ*(プロフ) - 初コメ失礼します!面白くてつい一気に読んでしまいました!続き楽しみにしてます! (2023年3月23日 23時) (レス) id: 0a20fc4a51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2023年2月9日 18時