71:ある日常の朝4(蘭、竜胆) ページ24
竜「ん…怜奈?おはよ。ど〜した?」
『おはよ、竜ちゃん。寝起きの声、蘭ちゃんに似てるね』
竜「そう?」
『てか、その蘭ちゃんがこっち来てる』
竜「え!?マジで?昨日なかなか帰ってこないと思ったら」
『しかもシャワー浴びててさ〜。危うくラッキー(?)スケベしちゃうとこだったよ』
竜「マジか。とりあえずそっち行くわ」
『よろしく〜』
竜「あ、朝飯、そっちで食べていい?」
『そのつもりで今作ってる』
竜「サンキュ」
蘭「なに、竜胆も来るって?」
スラックスにシャツを着た蘭がやって来る。
『うん。蘭ちゃん、着替え持ってきてたの?』
蘭「いや。俺、着替え一式ここに置いてるから」
平然と言いながら椅子に座る蘭。
蘭「てか、俺だけじゃなくて他のやつらも空き部屋のクローゼットに置いてっけど、気づいてなかった?」
『え?ほんとに?いつの間に』
一人では広すぎるため、使っていない部屋があるがまさかそこのクローゼットにそれぞれがお泊りセットを置いてるとは思ってもみなかった。
『もう〜。まぁ、使ってない部屋だし、散らかさないならいいけど』
厚切りのトーストに、ベーコンエッグやスープ、ヨーグルトといった朝食を並べて、コーヒーを淹れると蘭に渡す。
蘭「ん、ありがと。…なんか、新婚みたいじゃない?俺たち」
意識させるような意味深な言葉を漏らしながら笑みを浮かべる蘭。
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ゆう - 今までよんだ中でー番おもしろいです!いつもありがとうございます!これからもがんばってください! (11月14日 21時) (レス) @page12 id: 8a7e22f16f (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 百合さん» 続編も読んでいただいてありがとうございますっ!嬉しいコメで頑張れます♡ (6月19日 19時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
百合 - うん、最高。←ホントに大好きです💖 (6月16日 15時) (レス) @page48 id: e72506d086 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 東雲アカリ*さん» コメありがとうございます♡長いのに読んでいただけて嬉しいです♪ (2023年3月26日 20時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
東雲アカリ*(プロフ) - 初コメ失礼します!面白くてつい一気に読んでしまいました!続き楽しみにしてます! (2023年3月23日 23時) (レス) id: 0a20fc4a51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2023年2月9日 18時