お兄ちゃんとの買い物を浮気と疑われた(hrcy) ページ33
〇春千夜(梵天)
有名なハイブランドの店で買い物中にスマホが鳴り、画面に表示された名前を見て電話に出る。
『もしもし？』
「お前、今何してンだ？」
『買い物だけど』
「俺がいないときの買い物は近所のスーパーまでだって約束だったよなぁ？」
話の流れから嫌な予感がしてくる。
『…うん、そう、だね』
「その店、野菜とか売ってんか？」
『！』
「しかも、男と一緒なんてイイ度胸してんなぁ？オイ」
ショーウィンドウ越しに外を見ると見覚えのある黒の高級車が停まっていた。
遠めでも運転手の髪の色がピンクだとわかる。
春千夜の話し方からして、控えめに言ってもキレてる。
『春ちゃん、違うの、誤解だって』
「はァ？誤解もクソもねぇだろ、このクソビッチ！」
『は？何その言い方っ』
「今すぐ男連れて出てくるか、オレが店に乗り込むか選ばせてやるよ」
『出てけばいいんでしょ！出てけば！』
ブチッと電話を切ると横にいた男の腕を取り、店を出る。
春千夜が車から降りバンッ！！とドアを閉めて近づいてくる。
「へぇ、自分から出てくるなんt『お兄ちゃん、こちら、三途春千夜さん』
春千夜の言葉を遮って兄に春千夜を紹介する怜奈に、春千夜が目を点にする。
「は？」
『どぉしてもお兄ちゃんに挨拶したいんだって。ね、春ちゃん？』
仕事を終えた春千夜がご立腹な様子で帰ってくる。
「兄貴なら兄貴って最初から言えよっ」
『言う前に春ちゃんがキレたんじゃん』
「てか、俺以外と買い物するときは連絡するって約束だろうがっ」
『それじゃサプライズになんないじゃんっ』
「は？」
拗ねたように怜奈がそっぽを向く。
『…春ちゃんの誕生日プレゼント…買いに行くって言ったらサプライズになんないじゃん』
「はぁ〜〜〜」
盛大な溜息をつきながら春千夜がしゃがみ込む。
『春ちゃん、耳真っ赤だよ？』
「うっせ、バーカ」
偶然下着姿を目撃された（myk,drkn,bj,cfy,mty：＋12）→←お兄ちゃんとの買い物を浮気と疑われた(rind)
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シア - 耳元で囁かれたら一発KOですね。 (2023年3月6日 23時) (
レス) id: 5724e2c09d (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - きりんさん» きりんさんの作品どれも好きで、特にココ君好きなので、本当にきりんさんのは何度も読んでて感動です！ありがとうございます！！がんばります♡ (2023年3月6日 22時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 瑠歌さん» 全然そんな事ないですよ♪あ、でも、ご希望のキャラがいたらリクのときに一緒に教えていただけると助かります♪リク頂いたのに、推しがいなかったら申し訳ないので。 (2023年3月6日 22時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - シアさん» 蘭ちゃんはもう色気ムンムンなので仕方ないですww (2023年3月6日 22時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 朔夜さん» 私のお話も読んでいただいてるんですね！楽しみにして頂けてるなんて、私の方こそ光栄です♡どきどきしながらコメントしてよかった……！（笑）お互い頑張りましょうねー！♡ (2023年3月6日 9時) (レス) id: 3b12f1ab58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2023年1月11日 1時
