8 お昼のお誘い ページ9
美結side
あんまりにも徹君が空振ってるから面白いけど、可哀想になってきた。
お昼はだいたい零とマッキーとまっつんとの、四人で食べてる。
美「天気がいいときはいつも屋上で食べてるんだけど、徹君も今日、一緒に食べよ?零も一緒だし」
朝練のあと、徹君をお昼に誘ってみた。もちろん、先に岩ちゃんも誘って、岩ちゃんからはオッケーもらってる。
及「え!ちょっと待って!何、四人でいつも食べてんの?俺、誘われたこといままでないんだけど!」
え、そ、そんなにショック受けるなんて思ってなかった。
ヤバい、徹君涙目だよ。
美「たまたま四人で食べることが多いだけだよぉ。私と零は一緒にだし、マッキーとまっつんもペアで動いてること多いから」
慌てて説明するけど、徹君、聞いてないっぽい…
たまに岩ちゃんも参加して五人で食べてるなんて、絶対言えない…
及「行く行く!誘ってくれてありがとー」
朝礼の時間も迫ってきてたから、徹君はお礼を言いながら走ってった。
美「あ、うん。じゃあまたお昼休みにね」
花「誘ってよかったのかよ」
様子を見ていたマッキーが寄ってくる。
クラスが違うから途中まで一緒に教室へ向かう。
マッキー、背高くてかっこいいな。
顔の造りとか、端正だし。
美「え、嫌だった?」
花「じゃなくて、零、知ってんの?」
美「ううん、言ってない」
花「だろーな」
美「言った方がいいかな?」
花「いや、零のウザがる顔が楽しみだから黙ってよーぜ」
美「だよね」
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作者名:朔夜 | 作成日時:2017年3月9日 23時