検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:23,334 hit

彼女の正体その3 ページ6

side知念
走っていく伊野尾くんの姿がだんだん小さくなっていく

私も、伊野尾くんみたいな人を好きになっていればよかったのにな…

光「知念…悪魔だったんだな」

近くにあった木の影から、ひかと薮くんが出てきた

侑「ひか、薮くん。ありがとう…邪魔しないでくれて」
宏「知念、なんで伊野尾を助けたんだ?」
侑「…ひかならわかるでしょ?」
光「私?」
侑「友達の恋を応援したいってこと。
この気持ちは人間も、魔法使いも、悪魔も関係ないと思う」
光「…そうだね」
宏「でも、大丈夫なのか?山田と気まづくなったりとか…」
侑「大丈夫。私、故郷に帰ることにしたから」
光、宏「えぇ!?」

これは解毒薬を作った後に考えて決めたこと
きっぱりと諦めた今、涼介と一緒に暮らせない
それに、涼介といても私が辛くなるだけだから

侑「もう荷物もまとめたんだ。今夜には帰るから」
光「そんな急に?」
宏「山田とか呼ばなくていいのか?」
侑「大丈夫だよ。文句言われても困るし、会っても辛いだけ」
光「知念…本当は、山田のこと好きなの?」
侑「まぁね。そうでなきゃ、相手が忘れてる約束を今までずっと信じてたりしないよ」
宏「本当にいいんだな?」
侑「そういうの聞かないでよ。せっかく決心したのに、気持ちが揺らいじゃうよ。



…ありがとう。みんなによろしく」


そう言って私は、翼を広げ飛び立った

呪いが解ける時その1→←彼女の正体その2


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り
設定タグ:いのあり , やぶひかやまちね , 魔法   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あやか | 作成日時:2018年1月14日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。