魔女っ子ありるんの恋パート２ (ページ19)

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衝撃の事実その２ページ19

side有岡
慧「とりあえず話してくれない？」
大「うん。あのね…」

私は伊野ちゃんに全部話した

慧「そんな…。方法は無いの？」
大「わかんないよ…」

どうしたらいいの…？

慧「あれ？」
大「伊野ちゃんどうしたの？」
慧「少し気になることがあって………」

・

大「……た、ただいま」
光「大ちゃん！」
雄「よかった。心配してたんだよ」
大「・・・」

伊野ちゃんの疑問の答えを知りに、私は店に戻ってきた

大「ねぇ。髙木」
雄「どうした？」
大「髙木は、どうして魔法の世界に帰らずにここに暮らせてるの？」

伊野ちゃんが気になってたこと。それは…

慧『気になることがあって…』
大『何？』
慧『元でも髙木は魔法使いでしょ？でも今はここでカフェを営んでる。それってなんか変じゃない？』

髙木は裕翔先生や圭人先生と同じ魔法使いだったはずなのに今はここで暮らしてる

魔法関連の仕事もしてるとは思えない

もしかしたら、そこに伊野ちゃんたちと一緒にいれるヒントがあるかもしれない

雄「光には、先に説明したんだ」
大「へ？」
雄「最初から言うつもりだったんだけど、大ちゃんが出て行っちゃうから…」
大「じゃあ、ひかはもう全部聞いたの？」
光「うん」

大「髙木、教えて」
雄「うん。けど、その前に聞くよ。

大ちゃんには、魔法を捨てる覚悟はある？」

魔法を、捨てる…

それがどれだけ大変なことかはわかってる
当たり前に出来たことが出来なくなるのと同じこと

それに、魔法の世界にいる両親や友達にも会えない

けど…
私は、それでもここにいたい

大「…覚悟はできた。髙木、話して」