魔女っ子ありるんの恋パート２ (ページ2)

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幼き日の思い出その１ページ2

side知念
私と涼介は小さい頃から家が近くていつも一緒だった

涼「ゆうり〜。あそぼっ！」
侑「いいよ。なにしてあそぶ？」
涼「えっと…おままごとしよ」
侑「いいよ」

人見知りだった私にとって、涼介は初めての友達で初恋の相手だった

・

あの約束をしたのは、この世界でいえばまだ小学生ぐらいの頃

私に見える赤い糸が他の人には見えないって気づいたとき
そして、私と赤い糸で繋がってるのが涼介だってわかったとき

涼「ゆうり。あかいいと？がみえるってほんと？」
侑「…ほんとだよ」

この頃からきっと涼介のことが恋愛感情で好きだったんだと思う
だから、この話が出たとき少し怖かった

涼介の赤い糸が私と繋がってるってわかったら
涼介は別の人が好きで、糸を切る方法を聞かれたらどうしようとか

涼介はこの頃からモテモテで不安だったんだと思う

でも、涼介の口から出たのは以外な言葉だった

涼「ゆうりのあかいいとは、だれとつながってるの？」

まさか私のことを聞かれるとは思わなくてビックリした

本当は正直に言いたかったけど、やっぱり不安だったから

侑「サッカーがとくいで、キラキラしてて、とってもかっこいいひと」

って、ごまかした