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「大貴、遅い。」
なんかいつもより慧の声が低いような…?
「この人が友だち?」
「うん。慧、こっちは友だちのひか。」
「八乙女光です。よろしく。」
「よろしく。」
「ねぇ、ひかと3人で行かない?」
「・・・」
すぐに行くっ!って言うかと思ったけど、なぜか慧は黙ったまま。
「慧、どうかした?」
「…ふむ。なるほどね。」
「ひか?」
ひかはなんか納得した感じだ。
「やっぱり1人で回るよ。」
「ひか、急になんで?」
「それぐらい自分で考えなさい。連れのやつ放ってたらダメだよ。」
そう言ってひかはさっさと行ってしまった。
「大貴早く行こ。」
「どうしたの急に。」
「…僕は大貴と2人で来たんだから、大貴の友だちでも今だけは嫌だ。」
そう少し照れながら言う慧は漫画で見る嫉妬した男の子みたいで、ちょっとドキッとした。
せっかく慧への気持ちを忘れようとしてるのに、思わせぶりな行動をするのは本当にやめて欲しい。
…だけど嬉しいのも事実。
「ふふっ。」
「大貴、なにがおかしいの?」
「なんでもない!じゃあ行こっか。」
「うん。」
えっと次は…あ!行きたかった所だ!
慧喜ぶかな?
・
「次はここ!」
「ここはどんな花が…!」
慧が顔を上げて目の前の光景を見た瞬間驚いた顔をした。
ふふ、驚いてる驚いてる。ここにあるって知った時、俺もすごく驚いたもんね。
「すごい…。」
「でしょ?この光景をHPで見た時、慧に見せたいって思ったからさ。」
この辺り一面に広がるひまわりを…
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作者名:あやか | 作成日時:2018年11月24日 18時