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「大貴、もうお昼だね。」
「あ、本当だ。」
色んな花を教えあっているうちに、いつの間にか時刻は12時を過ぎていた。
最初はどうなることかと思ったけど、時間も忘れてる程楽しめて本当に涼介に感謝だ。
「俺はお昼ごはん買いに行くけど、慧は?」
「僕はもう少し花を見てたいんだけど…。」
「わかった。ちょっと待ってて。」
とりあえず早めにパンでも買ってこよっと。
「ありがとうございました〜。」
お店の店員さんからパンを受け取る。
早く慧の所に戻らないと…。
「あれ、大ちゃん久しぶり。」
「ひか!なんでここに?」
「スケッチでもと思ってさ、割引券もらったから来たんだ。」
偶然出会ったのは高校時代の友だちのひかこと八乙女光。今は漫画家目指して専門学校に通ってる。
「大ちゃんは1人?」
「ううん。…友だちと一緒。」
友だちというか同居人だけどね…。
「なら一緒に行かない?来てはみたけど1人は寂しくてさ。」
「うーん。それはいいかも。」
色んな人と関わればいつか慧の探している彼も見つかるかもしれないしいいかもな。
「じゃあ、今から呼んで…」
「大貴。」
「……慧、待たせちゃった?」
ちょっと待たせちゃったのか、気がつくと慧が俺の後ろに来ていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:あやか | 作成日時:2018年11月24日 18時