Doll with a heart (ページ26)

今日:6 hit、昨日:14 hit、合計:26,874 hit

◆ ページ26

「ごめんごめん。最初に会った時、すごい仲良かったからさ。もしかしてと思ってね。」
「ないないない！」

そんなことない！大貴のことを好きなわけ…

「・・・」
「慧くん顔紅いよ。」
「紅くない！」
「紅いよ。面白いなぁ。」
「からかわないで//」
「お似合いだと思うけどね。」
「そりゃ、可愛いし。一緒にいると落ち着くけど…。」

『生まれ変わっても一緒だからね。』
僕には、あの子がいる。あの約束がある。

「僕には、大事な人がいるし。」
「恋人？紹介してよ。」
「出来たらいいけどね。」
「…ごめんね。話しづらいことを聞いたみたいで。そろそろお開きにしようか。」
「うん。大貴が心配するし、帰らなきゃ。」

あの子のことを思い出してしまったからか、ボーッとしてしまって。

「…うわわっ！」
「慧くん、大丈夫？」

バランスを崩して、コケてしまった。

「痛い！」

コケたのは、ユウの前で目を覚ました時以来だったから、久々ですごく痛かった。

「怪我してない？」
「だ、だめ！」
「…これ、どういうこと？」

すごく痛そうにしたから、怪我したんだと勘違いした髙木は、僕のズボンの裾をあげてしまった。
見えるのは僕の球体関節の付いた足。

「できたらでいいけど…教えてくれない？」

髙木にバレてしまった。大貴や涼介の時は記憶が無かったからなんとも無かったけど、髙木はどう思うんだろうか……。

┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
どうも、作者です(〃．．)) ﾍﾟｺｯ
遂に受験が終わり、更新再開しまーす！

相変わらず更新不安定だし、しばらく更新してなかったので、所々前とは違うかもしれませんが、これからもよろしくお願いしますˆ ˆ

あやか