7人のパパ 2nd

2nd 5 ページ5

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ベッドに上がると望くんは肘をつき私の方を向きながら大きなあくびをした









望「ほら、トントンしてあげるから手もちゃんとお布団の中入れて肩まで布団きて、風邪引く」









言われた通りに肩まで布団をかぶる
するとリズムよく望くんがトントンをし始めた









望「俺さ、Aが20も歳下ってわかってるねんけどさ、俺の大切やった人にすごく似てるねん」









悲しそうな顔でそういった









『たいせつなひと？』









望「そう、すぐ泣くしすぐ怒るしすぐ笑う人、なににでも、さんとかちゃんとかつけちゃう人、もうおらんけど」









『おらない？』









望「そうそう、お星様になっちゃった」









心の中を読まれないようになにも考えないのになにも心で喋らないように









『おほしさま、、』









望「あの日のあいつにおきた出来事を代わってやりたい
もしかしたらあいつはこれでよかったんかも知れへんなあ、大好きな人の元へいけるわけやし、、


でも俺は会いたいすっごく」









望くんの目から大きな涙が落ちた
なぜかそれは悲しくて綺麗だった









『なかないで、のじょむくん』









私、中身は22歳なはずなのに
泣いてる人の励まし方とか慰め方とか全然わからなくて
ただただ望くんの目から流れ落ちる涙を拭くことしかできなかった







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約1000ありがとうございます、、、
自分ペースで申し訳ないです。。。

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