7人のパパ 2nd

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『あ、あのね、』









ブランコをゆっくり押してくれる望くんに背を向けて話始める
胸がぎゅっと重くなった









全部全部打ち明けるそう決めた私はまだ子どもなわけで
言葉が多い。でも、そんな私にうんうんと頷きながらゆっくり聞いてくれる望くん









そして全部を打ち明けた。
私は前世で望くんとかかわりがあった事。


その記憶を思い出せた事。



ありがとうを伝えたかった事。









好きだったという事。









私は気づくと望くんに抱きしめられていた。









『ごめんね』









望「ううん、また俺の所に現れてくれてありがとう 。ずっとずっと好きやった、大好きやった」









『わたしがちゃんとしてたらこんなことには』









望「ごめんな、守られへんくて、怖かったよな、苦しかったよな、、、もう、大丈夫やからな、、」









耳元で望くんが鼻をすする音が聞こえた
泣いてるんだきっと、ずっとずっと後悔してたから









『ずっとずっとありがとう。だいすきだったよ』









その後も望くんは泣き止む事はなかった
私を大事そうに抱きしめながら









そのあと何時間たったかはわからないけど
私は睡魔に襲われた。すごく眠たい。
もう目を開けてるのも限界だった









『ねむい。』









望「あ、ごめんな、ベッド運ぶな」









『ありがとう』









私はそのまま望くんの胸で眠りについた

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